最近の体調は、すこぶる悪しです。

 もうほんとに忙しくて忙しくて・・・やらなきゃならんことも山積みだし、面倒で憂鬱になるイベントもあるしで、先週までは腸の調子が超悪く、午後になると必ずと言って良いほどお腹を下しており、授業中に抜け出すことも。

 それにプラスして、先日から胃の調子も悪くなり、土曜の夜には夕食を食べる前から胸焼けがしていてご飯が半分も食べられず、夜中に吐き気でえづきながら、何故か片腕ずつ大きく痙攣を起こすという謎の症状に見舞われました。

 翌日の日曜も頭が痙攣してがくがくしており、なんじゃこりゃー状態。夫には病院に連れて行こうか、救急車呼ぼうか、としきりに言われたのですが、服を着込むのがしんどいのと夜間診療代が気になったので、一過性のものと信じて穴という穴から水分を垂れ流しながら拒否しました。どうせメンタル的な問題だから、夜間診療受けたところで一時的に胃腸の苦しみが和らぐだけだし。

 という感じで、今ストレスフルです。そんな最中に遭遇した奇妙な出来事。
 
 なんか最近ホント変なことに遭遇するな、と思ってます。疫病神がついているかもしれない。非科学的なこと信じていない派だけど。

 何とか仕事を終え、ふつーに帰宅の電車に乗った際、一緒に杖を突いたおじいちゃんが同じ車両に乗り合わせました。

 扉を挟んでおじいちゃんは私と反対側の席に移動したんですけど、座ろうとした瞬間、「アンタ私の娘を殴ったでしょ!!」と金切り声が上がっておじいちゃんがいる方に顔を向けました。

 そしたら、高校生?大学生くらいの歳?よくわかんないけどとりあえず大人と変わらないくらいの娘さんと茶髪のお母さんが並んで座っていて、娘さんの隣に腰掛けたおじいちゃんに向けて「怖い!いまホント怖いんだから電車って!アンタ警察に突き出してやる!ああ怖い!殴ったんでしょ!」と捲し立てていました。

 距離もそんなないので、私の視野からするとおじいちゃんが娘さんに何か攻撃的なことをしたようには見えず、「杖かなんかが当たったんかな・・・?」と思いながら、自分の娘をおじいちゃんの隣から引っ張るように自分の席に座り直させて尚も喚くお母さん。どっちかっていうと加害者、お母さん。恫喝してるし。

 おじいちゃんはちょっと呆けが入っているのか、「はい、はい、はい・・・」と弱々しい声で返事をするだけで、それにもお母さんはきーっと「謝りなさいよー!!」とキレていました。

 そんな状況なのに、何故かどちらも席をかえず、3人仲良く横並び。なんでやねん。空いてるんだから席かえたらええやん。

 ほんとーはおじいちゃんが暴力ふるったのかもわからんし、決定的な目撃者でもない私は、下車する駅が近いのもあってひとまず流し見たまま電車をおりました。

 んで、おじいちゃんがほんとに暴力ふるっていないのに警察に突き出されたら冤罪になっちゃうから可哀想だなと思って、下車した駅の駅員さんにその時の状況や他にも目撃者はいたことなどを伝えました。

 すると、駅員さんが「この後どうなったかご報告しましょうか?」と提案してきたので、最近電話事情に悩まされていた私はちょっとウッとなったのですが、やはり顛末は気になるので電話番号と名前を伝えて帰路につきました。

 どうやらその後は無事にヒステリーが鎮まったらしく、「トラブルは治まったようです。ご協力ありがとうございました。」との報告電話を受け、「メモした電話番号はシュレッダーにかけますね」と言ってもらい、自分の中ではとりあえず一件落着。

 いくら最近電車内での事件が多発しているからって、あのヒステリー女の反応はないだろ・・・と思いました。相手が相手なら逆襲喰らってしまうでしょうに。「この人に脅されていますー!」とか、はたまた相手が火のつくタイプならガチバトルになるでしょう。

 だからおじいちゃんの受け流す対応があながち間違っていなかったんだろうなぁと思いました。席をかえたとしても「後ろめたいんだろ!」みたいな突っかかり方しそうだったし。

 もちろん、おじいちゃんがガチで手を出していた可能性も無きにしも非ずですが、少なくとも何かがぶつかった程度で、殴打音などもなかったのですから、どっちかといえば私視点だとおじいちゃんが被害者だな・・・と思いました。

 世の中というか、通勤で使っている電車にあんなヒステリー女がいることにゾッとしましたね。今後遭遇したくないもんだと思いました。