昨日読了したと思っていた墨東奇譚、まだ荷風先生の美文は続いておりました。

懐古趣味の荷風先生、随所にこだわりを見せてくれます。
あら、コーヒー、紅茶は温かくないとダメですか。(香りが楽しめなくなるからとか)
でも夏に温かいコーヒーを出す店は銀座でも少なかったらしくて、荷風先生が通う店はおのずと決まっていたようですね。
あら、銀座のカフェーの女給さんが客引きしてましたか、そりゃだめだな。

荷風先生の友人の作家さんは、どういうわけだか短命な方が多かったようで。
戦中戦後を生き抜いてこられた先生、さぞかし寂しかったのだろうな。
でも、戦後は、ストリップ劇場にも出入りしていたらしいから、戦後は、少しは楽しかったのかな。

・・・しばしの間、私は現実逃避~

宿題はあるのですが、何となく避けている私。
あ、この雰囲気、記憶があるぞ
「夏休みの宿題」だ
毎年8月31日に半べそかきながら済ませたんだっけ。
大人になっても治らない悪癖だなあ・・・。