6月に入りましたね。株式会社はこの亀谷です。
さて、本日は「疲れたら休もう」で1本書いてみようと思います。
歳をとればとるほど、体力は落ちていきます。
継続するためには健康が一番ですが、健康維持にとって休むタイミングって重要だと思うんです。
今日はそれについて考えてみます。
体力とキャリアづくりと休み方
もともと私は身体が悪いこともあって、昔から倒れがちです。
何かにハマって、限界まで走って、倒れる。
それを繰り返しています。
ただ、大人になるに連れて、若い頃に比べて体力がついてこなくなる場面が多くなって、次第にキャリアの在り方と休み方を見直すようになってきました。
今日はそんな話を書きます。
歳をとるにつれて変化する「体力」という指標があるからこそ、上げておかないといけない「キャリア」、そこから生まれる「休み方」があると思うのです。
それをざっくり「20代、30代」と「40代以降」に分けてまとめてみます。
実績がなく、体力がある若い頃は短期的に結果が出る仕事で勝負する
20代、30代は実績がありません。ただ体力があり、回復も短時間で出来ます。
だから短期で実績が作れる仕事の量をこなすべきです。
基本的に信用がない人のところに大きな仕事はやってきません。
短期で実績が作れる仕事を多くやることによって、信用を積み重ねていきます。
若い時期は体力の回復も早いです。
限界までやって、体力を回復し、また限界まで働くを行うことで、時間の投資効率を爆上げしておきましょう。
短期の仕事を連続でやり続けるので、休み方も計画的に仕込むのが良いと思います。
短期の仕事は自分都合で休んでしまうと、結果を出すことができません。
信用が積み重なると、次第に長期間の大きな仕事を任されるようになり、目標達成に向けた時間の使い方が変わってきますので、まずはそちらに行くことを目指しましょう。
仕事のゴールまでの距離が遠くなれば、次のフェーズに切り替わります。
40代以降は長期のプロジェクトを継続してやりきる
40代以降は体力が圧倒的に落ちてきます。
自分で健康維持に時間を使っていても、若かった頃の体力には到底及びません。
結局、健康維持にも時間を使わないといけないため、仕事に没頭できる時間も減らさざるを得ません。
また歳をとればとるほど回復が遅くなり、疲労が蓄積します。
完全に回復しながら走ることはもはや不可能になるので、ある程度、この疲労の蓄積を許容しながら走る方法を考えなくてはなりません。
ここで仕事の質を長期のプロジェクトに切り替えておくと、多少の休みのインパクトが抑えられます。
つまりは「パフォーマンスが落ちたら休む」を考えておけば良いのです。
なので、40代以降は休みをベースにスケジュールを組むよりも、仕事をメインに考えて、休みたくなったら休むをイメージしておくと効率が最大化されると思います。
一つ注意点としては、歳をとると回復には時間がかかるということです。
なので、若い頃のように倒れるところまで行ってはいけません。
程よいところで危険を感じて程よく休む。
これが重要なのだと思います。
日々の健康管理はもちろん大切になってきますが、蓄積した疲労との向き合い方が重要ですね。
突発的に休むのは周囲に迷惑をかけてしまうので、出来るだけ避けたいところですが、無理して働いてパフォーマンスを下げていては、大きな目標の達成が難しくなってしまいます。
自分は老いていることを認め、適切なタイミングで休みを取ることには意識を割いておきたいものです。
40代以降の注意事項。短期の仕事は向いていない。
40代以降の注意事項として、ポジションの取り方があります。
簡単に言うと、40代にもなって、若者と同じ短期の仕事で勝負をしにいかないことです。
経験的な優位はありつつも、実質的には若者の方が有利ですし、そこは将来に向けた若者の領域であると考えないといけません。
「じゃ、仕事なくなるじゃん」って思う方もいると思いますが、個人的な感想としては「そうなります。」が答えになります。
組織の年代構成にもよりますが、年齢を重ねた時に長期的なプロジェクトを管理する立場にいけないと、仕事がなくなります。
経営的な目線で見ても、若い層にベットした方が将来的な利回りも大きくなりますし、そちらの方が良いからです。
だから、そうならないように若い時期は、若さのメリットを活かして短期的に信用を勝ち取れる仕事を頑張っておくべきでしょう。
ここは世の中の仕組みを理解した働き方を何歳から出来たかによって変わります。
時間と体力が減り、体が衰えると回復するのにも時間がかかるようになる。
これは真実以外の何物でもありません。
この真実から目を反らさずに、キャリアプランを考えるのが、きっと人生をハックする一つの方法なのでしょう。
それでは、今週もお疲れ様でした。来週も頑張りましょう!