レクリエーションインストラクター講習会

レクリエーションインストラクター講習会が6月から始まり、味の素スタジアムにあるレクリエーション協会に通っています。4回の講習を聴講したところですが、レクリエーションに関する貴重な講義と、実践でためになるゲームの技術など、これから役立つ知識と情報が満ち満ちていて、いつも興奮状態で参加しています。

毎回大きな収穫です。今日の講義では、もう50年も前に、全米医師会は、レクリエーションが、①健康に良い。②病気の予防に役立つ。③病気の治療に役立つ。そして、④身体的、精神的、社会的に人格の備わった人を育てる。という発表をしたそうです。それ以降、レクリエーションは、医療的にも用いられ高い社会的意義を持つものとなっているそうです。

日本では、レクリエーションワーカーはプロとして仕事をしている人数も少なく、存在感も欧米に比べて高くないのが現状なのですが、奇しくも今年、スポーツ基本法という法律の中で「レクリエーション活動を普及奨励するため、施設の整備、行事の実施を、講ずるよう努めなければならない(一部省略)」と、レクリエーションの言葉が盛り込まれる法律が出来たそうです。

私はここに来るために今まで生きていたのではないだろうかと思えるほど、レクリエーション講習会が好き！で、50年生きて来た人生で核になっていることを共感できる心地良い居場所になっています。ただ単なる知識のためでなく、自分にとって大切なものを確認できることは幸せなことですね。

これから日本でも、レクリエーションワーカーの支援実践が浸透していくことで、活動の和が広がって、レクワーカーが、プロとして活躍できる場所が増え、地位も向上するような実績を積んで、一緒に人生を楽しみながら世代や地域を超えた多くの方の幸せのために働いていきたいものです。