お盆になると

いつも色々な想いがめぐります。

 

大切な人を亡くす

 

新盆の時は

まだそのことが受け入れられないまま

これで本当に帰ってきてくれたらと

そう思いながら迎え火を焚いていました。

 

お盆には会えるかもしれない

話ができるかもしれないと

手紙を書いていたことを

思い出します。

 

あれから何回もお盆を迎えましたが

薄らいでいく悲しみや苦しみとは

また違った想いが沸きあがってきます。

表しようのない悲しみの中

手を差し伸べてくれる人たちがいました。

その中でも

言葉に現れない部分もわかってくれる

安心できる、そんな方がいました。

 

芯があり、強く、優しさを持つ女性

定期的にお話していくうちに

少しずつ、私の心もやわらかくなり

変わっていったのです。

 

それから何年も私を支えてくださいました。

たくさんの従業員さんを抱える

多忙な社長さんでありながら

私のためだけに時間を作ってくださったり

特別な想いで私を支えてくださいました。

感謝という簡単な言葉では表せないほどです。

 

大切な人を亡くした時

人には陥りやすい状態があります。

段階を経て立ち直っていく

悲嘆のプロセスがあります。

 

もし、そのプロセスにおいて

十分に悲しみを消化しきれないと

健康を損なうことが少なくありません。

 

別れの悲しみが、

残された人の生命力を弱らせてしまうのです。

 

亡くなった方は

決してそれは望まないでしょう。

 

悲嘆のプロセスは人それぞれです。

どのような別れ方が一番悲しいのか

などという比較のできないものです。

 

あの頃は

どれだけ強くなれば悲しみが消えるのか

どこまで走り続ければ苦しみが消えるのか

どれだけ振り向けば答えが見つかるのか

 

そんな想いで過ごしていました。

そんな想いを詩にして

ボーカルの先生に

曲を付けていただき、歌を作り

『またいつか』

というタイトルにしました。

しばらく聴いていませんでしたが

最近、また聴きたくなり

作った時とは違う想いで

聴いています。

 

いつか、必要な方の心に

届けばいいなぁ。

 

悲嘆のプロセスにおいて

もし、あなたが一人でいるなら

共に進む人がいないなら

あなたが前を向けるまで

私が共に歩いていけるかもしれません。

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本日もお読みいただきまして

ありがとうございます。

 

今日があなたにとって

そしてあなたの大切な人たちにとって

しあわせな日でありますようにラブラブ