「おとなしくしている日」というのも必要なのでは?
と思い、珍しく丸1日”おとなしく”してみた。
華波(かなみ)です。
これはこれで良いのでは?
反動で18:00くらいからタイピングか口でずっと喋っています。
ある日のこと。
斎さん「華波さん、”能楽”やってみたくないです???」
え、す、少しなら興味がある……けど、
斎「2時間だけササっとやってみない……?」
でも、ワタシ、能楽の歴史も何も詳しくないし……
観阿弥世阿弥と「あおげあおげ〜あおぐぞあおぐぞ〜」の太郎冠者と次郎しかわからないかも(※それは狂言)
立居振舞いも能楽の礼儀も成ってないし、
現時点でお客様に満足できるものをお届けできる自信も(以下略)
斎「そういうのじゃなくて、大衆向けの観光プランだよ!」
何でも大ごとにしようとするのが、ワタシの悪い癖☝️☕️
(杉下右京さんの絵文字)
それなら超やりたい!!!!興味ある!!
というわけで、
能楽のちょこっと体験に行って参りました!
(正式名称は”ふらっと能楽体験”)
いざ、先日こちらでお邪魔した能楽堂さんへ再び!
(※斎さんはこの時に、会場で能楽体験のチラシを見たらしい)
最初に足袋、扇まで貸与してくださって
「動きやすい服装」であれば、手ぶらで行ってOKとのこと。
そんなに都合が良い伝統芸能体験があるのだろうか(あった)
能楽の歴史から、舞台見学まで丁寧に解説してくださって
こんなに……、こんなに教えてもらっていいのだろうかという
一縷の罪悪感さえ芽生える丁寧な解説。
たとえば…何だろうな。あ!
舞台に登場する時の幕開きの合図、
「おまーく!(お幕開く)」って言うんだって!!!!
人生で初めて聞いた専門用語だったので、
己の知見の狭さを恥じた。
と同時に、舞台袖から舞台に案内してもらった時にもう脊髄反射で起こる「舞台に上がる時に必ず起こる緊張感」が体内に走ってヨロヨロしたわけですが
この、能舞台の舞台上に上がる、という体験がしたくて来たので!!!!!!興奮した!!!!!
舞台上を案内していただいた後も、
装束の着付けを見せてもらったり、
謡の稽古の触りをつけてもらったり(これも体験目的の一つだった)盛りだくさんでした。
贅沢すぎる。
と思ったら、
面をつけての舞体験もやらせていただけるとのこと。
舞台の案内だけでヨロヨロしている場合ではなかった。
贅沢すぎる。
というわけで、能舞台のど真ん中で面をつけてもらった。
贅沢とかそういったレベルを超えてきたな。
歩くだけですが、
この歩くだけが!!!本当に難しい!!!!
全ての芸能の一番難しい部分は”歩くだけ”なんだよ!!!!
(ヨロヨロとした大声)
こんなに本格的にやらせていただけると思っておらず、
ワタシ、動きやすい格好、そう
フトアゴヒゲトカゲのセーターで来ちゃった。
(これは面で前が全然見えないわりに臆せずズンズン進むので、先生に慌てて軌道修正してもらっているところ)
あ、ちなみにこの能舞台の客席に続く前階段、
演技で使うことは殆どなく
昔のお偉いさんが席につき「もう舞台はじめていいよ」という合図を伝令が袖に伝えに走る為の階段というのが面白かった。
そんな短縮コースみたいな。
舞台のセンターが全然わからず(見えないので)
止まり位置をずんずん通り過ぎるフトアゴヒゲトカゲの背中。
普通に芸能をやっていたら努力しても辿りつくのに1000年はかかることを存分にやらせていただき、
身の丈に対して贅沢すぎて久しぶりに本気(マジ)でドキドキした。
(斎さんは襟のあるちゃんとした格好をしていた)
よくいる:@sou_dolce
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