肩の怪我で、毎日のようにやってたバドミントンの練習を中断してひと月。

 

中国語のレッスンを聞きながら2時間かけて10キロ進む超スロージョグをやってる。

 

あと、本もよく読むようになった。

 

一昨日キンドルで買ったやつ。さっき読み終わった。

 


投資銀行に勤めた女性の暴露本ですね。

 

この会社の日本法人のOBが時々ユーチューブなどで、いかに重労働でハイプレッシャーだったかを自慢げに話してるのを見たことがある。

 

アイビー・リーグ卒とかMBAホルダーに人気の就職先だけど


リベラルアーツの女子大で数学科専攻だった作者。

 

取引先重役の子息というわけでもない。

 

エリート意識の高い同僚、先輩に嫉妬されながらも、実直に仕事に向き合い実績を重ねて出世していく姿が勇ましい。

 

高給と名声の力に巻き取られて、家族が崩壊間近までいく様子にもはらはら。

 

いろんな要素が詰まった本。

 

女性管理職の苦労話だからエリート女子大生はもちろんだけど、キャリア志向の若い男性も読んでおいた方がいいと思う。

 

原本は一昨年に出たんだね。

 

米国で話題になったらしくユーチューブには作者のインタビューもたくさんある。

 

ならば日本でということで翻訳しだしたんでしょう。

 

ノンフィクションだけど、小説の気分で楽しめた。

 

翻訳と思えない平易な文章。この訳者の本ならまた読んでみたいと思わせる。

 

ところで出てくる嫌な奴らは実在の人物なんでしょう。

 

特定されて名前をさらされても不思議じゃなさそうだけど、どうなんですかね。

 

どんな顔してて今何してるのか興味ある。