私はこの頃頭の中にあるタスクリストに追われていて、できれば眠らずにパソコンに向かっていたいくらいです。実際はよく寝てますけど…。でもとにかく画面の前に座って何かやっている日々。ピラティスのパーソナルレッスンも久しぶりとなってしまっていたのでした。
縮まった身体を抱え、この1時間で「とにかく伸びたい」ということを伝えます。祐子先生は「その人の身体を見てその人に必要だと思ったことをやるから」と答えました。そして的確に確実に、私の身体に必要なことをして下さいました。
先生は、前から後ろから横から、私の身体をしっかり伸ばしてくれたのです。
それに必要なエクササイズは、ベーシック中のベーシックなものばかり。レッグスプリング、伸展位ダウンのショルダーブリッジ、バーを使ったショートスパイン、ロールバック、ポールを使ったスワン、スパインコレクターでマーメイド。あと名前分かんないエクササイズ、とにかくアーティキュレーションと伸展しまくり。最後は「人生を後悔しながら」スパインコレクターの上に立ち、人生を後悔してみました。
マッサージで体をほぐすのは完全に受け身の行為ですが、先生は常に「一緒にやろうよ」と私に声をかけ続け、先生と二人がかりで一生懸命自分の身体を伸ばしました。これがマッサージよりもピラティスは面白い、と思わせるレッスンなのだなぁ~。一人がほぐして一人がほぐされるのではなく、二人で一生懸命やるのです。パーソナルセッションとは、共同作業なのですね。
先生が「気が狂うほど伸びる」という表現をされる時、「気が狂う」というとなんだか大変そうですが、私は気持ちよくて仕方ない瞬間ばかりでした。
一時間は本当にあっという間で、先生が私の身体に対して必要と思われることの、ほんのさわりの部分をやっただけなんだろうなぁと思います。ああ、これだけで終わってしまうのがさみしい。もっとこの先に何があるかを知りたい。
初めて指摘されたこともありました。私の骨盤はちっちゃすぎてタイトすぎるらしく、「骨盤開いて」と。
Dav Cohenさんが「ピラティスやってる女性は骨盤底を固めすぎてて、赤ちゃんがなかなか産まれないという事が起こっている」と言うのを聞いた時、「うそだぁ~そんなに骨盤底って固まるのー?リラキシンとか出るのに??」と思いましたが、結構私も固まってるみたいです。ピラティスやる時でも、骨盤底を引き上げることをすっかり忘れたりしているこの私が…。
私はチワワを飼っていますが、チワワは体躯のわりに頭蓋がでかいので出産は大変みたいです。うちのでんこちゃんは1.2kgしかないので、出産は命と引き換えになると言われ、諦めて避妊しました。私もそんなでんこちゃんと似たような骨盤なのかしら。


横浜のちいさなピラティススタジオ、メタモルフォーゼ。
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