とかくA45を買ったシュテルンは登録未使用車をほぼ専門で売ってるようなお店だったね。

これはおそらく各ディーラーの販売会社の方針にもよるんだろうけどさ。中古車は扱わないとか、登録未使用車はなるべく扱わないとか、登録未使用車を売りまくってとか。

で、近所のディーラーは登録未使用車の販売はほぼなし。中古車も販売店での下取り車や試乗車のみ取り扱ってるような、普通に新車販売に力を入れている会社が運営しているシュテルンでした。

対してA45を買ったディーラーは登録未使用車をバンバン売ってる、新車ディーラーなのに登録未使用車の在庫が何十台もあるようなディーラーだった。

なので、基本は登録未使用車を売りまくるスタイルで売上を上げるという方針なのでしょう。実際それで集客できてるんだから、それはそれで良いんだろうね。

お客さんである私達も、オプションとかカラーとかに特にこだわりがなければ、新車よりもだいぶ安い新車が買えるわけだからね。

ちなみに登録未使用車の仕組みはと言うと、ディーラーが新車を買うわけです。試乗車とかもディーラーが買ってるのね。

で、一定数の台数を買うというメーカー側のノルマみたいのがあるんだろうけど、その台数を獲得するとメーカーから奨励金が出るわけです。どれくらい出てるのか知らないけど結構大きな金額が出てると思う。

で、ディーラーで登録しておいて、3ヶ月ほど保管しておいて、今度は登録未使用車ということで中古車だけど公道走ってないよ、というもので売り出す、と。

実際に1000km走った中古車よりも若干高いけど、それでも新車買うよりはかなり安い価格で購入することができる。そしてすぐそこにあるから今すぐ手に入るというメリットも。

ただボディカラーとかオプションとかは中古車だから在庫の中から選ぶしか無い。というか新車であってもオーダーかけると納車まで数ヶ月かかるから、ディーラーが予め納入した在庫車から買う人もいるわけでしょ。ようはそれと同じだからそれなら中古買ったほうが安いじゃん、というわけ。

まあ最近はこのサイトみたいに楽天とかAmazonよりもメーカーから直接買ったほうが安いよって例もあるんだけど、輸入車もまさにそう、ってことね。

登録未使用車ってディーラーだからこそできる技ってことなのです。