もともとCLAを買う頃からMFAのモデルのAMGに興味があった。A45、CLA45、GLA45だ。

これらは通常モデルとは違いAMG専用開発のエンジン、トランスミッション、足回りが採用された特別モデルで価格もノーマルの最上位グレードが250でその価格から200万円以上も高くなる価格設定がされていた。

ただ、昔から「レーシングマシンみたいな車に乗りたい!」と思っていた私にはメルセデスコネクションでA45を試乗してから、手が届くAMGモデルとしてどうしても気になっていたのだった。

ひょんなことからCLA250を乗った私だったが、走りに対する物足りなさはずっと感じていた。

CLA250はedition1の特別仕様車のため、装備スライディングルーフ以外はフル装備。普通に乗るコンパクトセダンとしては申し分ないものだった。

ただ、時代による技術の進化の恩恵は受けつつも、クルマ自体の性能としてはその前に乗ってたゴルフGTIと変わらないじゃん、というのが正直なところだった。

そこで、A45への乗り換えプロジェクトが自分の心の中でスタートした。基本的には中古狙いとなるため、欲しいパッケージがついているかどうかとか、価格とか。まだまだ市場に数が少なかったため中古価格も高かった。

ただ、メルセデスコネクションで試乗した際にオプションで付いていたAMGのパフォーマンスシートとパフォーマンスステアリングがすごくいいできて見た目も機能も素晴らしいものだたので、それだけは譲れないと思った。

そしてCLAを買ってから1年後。探していた運命のA45と出会う。新車登録後だれも乗っていないいわゆる登録未使用車と言うやつだ。

嫁がこのサイトでエステのコース契約をしたから通っている最中にコッソリ見に行ったの。

これはディーラーがメーカーからの販売ノルマを達成して奨励金をもらうために、ディーラーで購入して、それを自社登録して販売したことにするビジネスモデル。

その後中古車として市場へ出すことで新車価格よりも安くはなるが販売奨励金を差し引いても儲かる価格で中古販売する。

つまり登録済みだけど走行していない未使用車、新車というわけだ。これは自分で好きな色やオプションは選択できない1点ものだが、条件が合えば新車を割安で購入することが出来る。

そのモデルに出会ったわけだ。このクルマはとあるシュテルンで見つけたのだが、シュテルンとヤナセのサービスレベルの違いを知るよい勉強にもなった商談だった。

つづく・・・。