花組宝塚大劇場公演『アルカンシェル』~パリに架かる虹~
千秋楽から2週間が過ぎましたが、その間、大劇場公演中は後回しにしていた諸々のことで忙しく、気がつけば東京公演まで1週間を切るように・・・
千秋楽のことを先に書いたのですが、その前日、3月23日11:00公演を観劇しました。
もうかなり日が経ってしまい、今さらという感じもするのですが、憶えていることを少し書いておきたいと思います。
この回は、下手サブセンターのSS席
わたしが今回の公演で観た中では、一番本舞台に近い席でした。
最近は、前方席の時は、基本自分の前に来てくれた方を観るようにしてきたのですが、この回は、れいちゃん(柚香光さん)をしっかり見せていただこうと思っていました。
この回のれいちゃん、お芝居も歌もダンスも気迫が溢れてすばらしかったのですが、今、思い返すと、ダンスシーンが浮かんで来ます。
「魅惑のパリ」のエレガントな美しさ
「SWING」「ジャズ版美しく青きドナウ」「ÇA C'EST JAZZ」の切れの良さと色気
フィナーレナンバーのしなやかな動きと心に沁みる表情
等々、語り尽くせない魅力がありました。
この回、近かったせいか、「ココナツ・パラディ」の銀橋を渡るところで、なんだか凄みを感じたように思います。
記憶もおぼろげですし、観ていたときもいろいろな想いがこみ上げてきたりしたので、どの場面かはっきりしないのですが、れいちゃんと目が合ったような・・・
投げキッスしてくれたような(わたしにではなく、客席に)
れいちゃんを観ようと心に決めていたわたしですが、パレードなどでは、やはり目の前の方に申し訳ないような気になって、視線をいったりきたりしていたように思います。
まゆぽん(輝月ゆうまさん)の笑顔が優しくて魅力的でした。
パレードでは、銀橋でのれいちゃんのナイアガラターンを近くで観ることができました。
長い羽根が大きく円を描いて、これまで観た中で一番ダイナミックだった
この回は、宝塚友の会優先公演で、終演後に、れいちゃんのご挨拶がありました。
それでなくても覚えられないのに、SS席の迫力で頭がボーッとしてしまい、いつも以上におぼろげ
ただ、れいちゃんが「皆様、お楽しみいただけましたか」と言っている途中から、うれしそうだったし、ぴょんとジャンプしたと思います。
ちょっと、お手振りも
いつものように、幕が下りてくるときも体を曲げて手を振ってくれていたのですが、下りきる直前に、その体勢で、「明日の配信もどうぞご覧下さい」と
可愛い
15:30公演(前楽)のチケットはなかったので、この日の観劇は11:00公演のみでした。
前楽も観たかったという気持ちが半分、これでよかったという気持ちが半分
1回でも多く観たい気持ちはあったのですが、千秋楽は観劇できる予定でしたし、前楽にはサヨナラショーがあるので、自分としては、まだ心の準備が・・・
そして、やはり退団公演は何かと忙しく、自分も疲れ気味だったので、11:00公演だけでよかったのかもしれません。