Mercury Hiromiです。
円盤 エース(R)~仏陀の生誕
・不安と心配が尽きません。
・たとえ相当なレベルに達していたとしても、達成されたものに不満を抱きそうです。
・新しいことを試みる代わりに、過去の偉業を無限に蒸し返してはいませんか。
カードの意味
シャカ一族(ゴータマとしても知られている)は、紀元前6世紀に、カピラバストゥ(現代のネパールの領域と隣接するインドの一部と同じ)を支配していました。彼らの王、シュッドーダナは、偉大な精神的な意味の文化的シンボルである複数の牙のある白象が夢の中に現われた後、妻マヤデヴィが妊娠したので、幸せでした。王室の占星術師たちは、彼女が産んだ子供が超自然的能力をもつ少年になるだろうと満場一致で予言しました。彼は、人類の救世主か、またはチャクラバルティサムラート(宇宙の征服者)のいずれかになるだろう、と。シュッドーダナは、後者の可能性に夢中になりました。
伝統に従い、マヤ・デヴィは、彼女の実家で子供を持つことを望みました。ルンビニの森の木立で一休みしたとき、彼女は、緑豊かな木の枝をつかもうと手を伸ばし、痛みがやってくるのを感じました。彼女は立ったままで、神の子は、まず聖地へ足から登場し、7歩、歩いたのです。彼は、痛みに包まれた創造の苦しみを和らげるために、生まれてきたことを雷のような声で宣言しました。即座に奇跡があたりにひろがりました。
マヤ・デヴィは、この偉大な名誉を喜びで受け止めましたが、また、世界的な救世主の母親は、息子の誕生の為、長く生きながらえることはできないということを知っていました。彼女は、彼女の妹プラジャーパティが、幼い王子シッダールタの養母となるよう段取りを整えたのです。
*仏陀の生涯は、2千年以上もの間、アジアで最も人気のある物語となっています。苦しみから逃れるための道を示し、神として歓迎された仏陀についてのこの物語は、アジアの中核ともいえる物語となっています。
インドでさえ、約5世紀にもわたって、主に仏教国でした。人類の歴史に非常に大きなインスピーレーションを与えた仏陀は、神以外の何者でもありませんでした。または、敬虔な人々は、そう考えました。しかし、仏陀自身は、自分が神になるとか、または神と一体化するということに興味はありませんでした。
仏陀は三大宗教の創設者の一人でした。三大宗教は、驚くような長い年月を耐えてきました。仏教は、世界の信仰となりました。自国、インドではヒンドゥー教という母体に吸収されました。
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