おおらかなのに可憐な花を咲かせて、私たちの心を和ませ癒してくれる桜。満開になったかと思いきや、散りゆくのも早い…。美しいものほど儚い…時の移ろいとともに切なさをも感じます。そんな桜の姿は、私たち日本人にとって格別に目映いばかりに美しく輝き、心に深い響きを感じさせてくれます。
「電車に乗りたければこの坂を上るがよい。さぁ上るのじゃ～～！」と言われているようで(誰に？笑) 最後のダメ押し的な感じで、見上げてゲンナリする日も多いんですよね。この坂がなければ、もっと毎日の通勤が楽なのにぃ～
引越し間もない頃は、そんな風にも思ってましたね。昨夏は猛暑でしたしね～(;^_^A「おや…？？」3月も終わり頃のある日、ふと気がつきました。何気なく坂を見上げた時、陽を受けて白くポツポツと光って見えたつぼみの花。「これ、もしかして…桜だったの？」それからは毎日、通勤が楽しみになりました。
通勤途中、立ち止まっては撮り、ちょっと歩いてはまた撮り…朝の空気が気持ち良いひととき♪
桜はどんどん日を追うごとに咲き、ある日、満開に。坂のこちらの面は東南向きで、とても陽当たりが良いからか、近所の他の桜より咲き始めの時期も早く、ペースも速かったです。「太陽の恵みってすごいな～
」単純に、そう感じました。満開になり…眼前に広がる桜坂は、朝陽を浴びて…それはもうまぶしく、自然の息吹いっぱいで、圧倒的なパワーを感じました。何だか沢山エネルギーを頂いてから会社に行けるような気がして、元気が出ます。坂道もなんのその！ですねo(〃^▽^〃)o 「さぁ、この桜の坂道を通り抜けよ！大地から空から…自然の恵みを感じ取って、しっかりと自分の身を支えるのだぞ！」と言われているかのようです(↑と声の主は同じか？アメとムチ；笑)宮崎台駅前の坂は、まだ先が続いていて、交差点まで登りつめると、下り坂が待っています。庶民の味方の激安スーパーとフィットネスクラブが坂のピークにあり、そこを離れるとまた下るのです。そのピークのところまで通りの両側に桜並木がずっと続いて、かなり見応えがあるんですよ！(*^▽^*)
坂の上から見下ろした画。ずーっと先まで続いています！
陽当たりの違いで、咲き方に時差がありますので、全体的には比較的長い期間、桜を楽しむ事ができます。お休みの日に、買い物ついでにカメラを持って行き、桜を色んな角度から撮ってみました。駅前の坂を行ったり来たりして撮影していると、何かウキウキしてしまいますね。何故でしょうね。不思議です。これも桜のパワーなのかしら～(*^o^*)
休日、駅前を歩き回って桜を撮影♪お天気がイマイチだったのが残念…o(TωT )
おススメBGM♪
『桜の花、舞い上がる道を』 byエレファントカシマシ
辺りを見まわすと、私の他にも、あちこちでカメラを手に桜を撮影する人が…。桜をバックに記念写真を撮っているグループや親子連れもいます。「いいよ～。もうちょっと斜め上見て♪」とか何とかいいながら撮影している男女2人組も見かけました。何やってんのかな？その様子を撮影したかったです(笑) どうやら…宮崎台駅前の坂は、桜の名所になっているようですね？！知らなかった。これもまた発見！
→大胆に道路の真ん中で写真を撮る人も…
各駅停車しか止まらない宮崎台駅の駅前は、賑やかな商店街やシャレた飲食店や待ち合わせスポットなどもなく、かなりの地味さを放っています。それが…桜が咲くと、ガラリと雰囲気が変わって華やかな装いに変身したではありませんか！スゴいですよね。これももちろん、桜パワーなのですよ。普段は地味ぃ～な街並みが(もういいって？)こんなに様変わりするんですから、桜ってホント果てしない魅力を感じさせてくれますよね！
今まで「宮前区ってどんなところ？」と聞かれても、「都心にも近くて便利な割にのんびりしてていい所だよ」位しか答えられない私でしたが、これからは、「宮崎台の駅前に毎年桜が咲いて、景色がと～っても素晴らしい！」という自慢が一つ出来ました。桜坂よ、ありがとう！
