「2010 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」
バルーン競技は、非常に天候によって左右されやすい競技です。雨が降ればもちろんですが、地上では風が少なく良い天気でも、上空のコンディションによっては中止になったりするほどデリケートなものだそうです。しかし、今回は運よく競技を見ることができました。
午後の競技の見頃の時間まで少し間があったので、会場をウロウロしていたら、「遣唐使船観光川下り」なるものを発見。500円で乗せてもらって、30分ほど川を往復してくれました。半そでで丁度良い天気だったので、川下りはとても気持ち良かったです♪
さて、バルーン競技にはいくつかの種類がありますが、今回見たのは、「フライ・イン」というもの。ゴール地点が河川敷会場に設定され、パイロットは一定距離以上離れた場所からスタートし、所定の競技時間内にゴールを目指します。ゴール地点は大きな「的」になっており、パイロットはゴールに着地するのではなく、空中からマーカー(長いリボンのついた砂袋)を投げます。マーカーの落下点がゴールエリアの的の中心に近いほど高得点が得られ、一番ポイントの高いパイロットが優勝、となります。
川下りを終えて、そろそろ見頃の時間…。気球が少しずつゴールエリア上空に集まってきました。そしてまた30分後には…続々と気球が!!午後5時のタイムリミットまでに、マーカーを落とさなければ、失格となります。パイロットは巧みな操作で気球を操ります。
…が、風向きの計算やバーナーの調節、重さの調節など、気球の操縦は非常に難しいそうです。ゴールエリアにマーカーを落とすことなく、コースをやや外れて去っていったり、マーカーを落としたものの、的を外してしまったり…。残念な場面の度に、観客席からため息が。。。
観客が見守る中、ゴールエリアを去っていく…
一方、難しいところからマーカーを落とし、風に乗ってゴールエリアに入ったり、みごと的の中央に落下した時には「おおぉぉぉお~~!!」と、大歓声と拍手が沸き起こります。会場が一体感に包まれていました(‐^▽^‐)
タイムリミットの午後5時…空には夕日に照らされながら漂うたくさんの気球たち…。夕暮れ時の佐賀の空に、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました☆★
夕空を彩る気球たち
競技が終わっても、まだまだ見どころがあります。
「夜間係留"ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン"」 夜の河川敷にバルーンがズラリと並び、バーナーを燃やしてライトアップ!
演奏に合わせ、一斉にライトアップ☆ 個性豊かなキャラクターバルーンも。ドラえもん後姿で残念~
バンドの生演奏に合わせて、次々に光らせたり、一斉にライトアップ!したり…。昼間の温かさがうそのように、日が暮れてからは一気に気温が下がり、上着を着ても寒かったのですが、ドラマチックで幻想的なバルーンライトアップに。。。心がホッコリしました。
【二日目に続く】