なぜか友人たちにはフィンランドはご飯が美味しいと思われていますが、そんなことはないと思います。
スウェーデンのストックホルムとデンマークのコペンハーゲンの方がもっといいと思いますぐすん
 
正直に言うと、食材があまり美味しくないと思っています。
もちろんイチゴが美味しかったり、サーモンが美味しかったりはしますが、、、うーん。日々の食生活に使うものは、やはり日本やフランスの食材と比べると劣ります。
 
日本人に馴染みのある豆腐、ニラ、蓮根、里芋はハカニエミのアジアマーケットまで行かないと中々手に入らないし、白菜、椎茸はヘルシンキの中心地で買えても、餃子を作るためにスーパーをいくつかハシゴしたりしないといけない事もあるので大変です。
 
大人のご飯を作るにも苦労がないといえば嘘になるのに、離乳食なんて・・・。ねぇ。
 
日本から1冊だけ離乳食本を持ってきていますが、材料に入っているものの中で毎回数品手に入らないものがあり途中から見るのをやめました。
そして驚く程に手が込んでいます。そんな手が込んだものは作れません。
だから参考にするのをやめました。
 
ベイビーの離乳食は、日本食ともフィンランド食とも言えないものばかりですが、ベイビーの中でのヒット作があったのでちょっとだけ紹介。
 
まず一つ目
チキンボール

ベイビーは生後9ヶ月頃から突然「離乳食拒否運動」を始め、何をあげても口を開けてくれず「拒否運動」が約2ヶ月ほど続きました。

 

テクスチャーをドロドロに戻したり、逆に自分の手で食べられるように変えてみたり、和食をやめてパスタにしてみたり、市販品にどっぷり頼りまくったり、、、。

 

毎日が食材をゴミ同様に捨てているようでとてもストレスが溜まりました。

食材を探すにも苦労したり、物価が高かったりで、苦労して買ったものでも食べてくれないと余計にストレスが溜まり自分の首を絞めているようでした。

 

そんなこんなで「拒否運動」が2ヶ月ほどが経った時に、ふと夜間授乳をやめてみました。そして、おやつもやめてみました。おやつを食べるくらいならちゃんとご飯を食べて欲しかったので。

 

夜間授乳をやめる前は、毎晩最低1回は授乳していて、2回あげることも多かったのですが、ふと思い立ってある日の夜からおっぱいをあげるのをやめたら、意外とすんなり夜間断乳ができたのです。

 

そして、夜間のおっぱいでお腹いっぱいになることがなくなったからか(?)ご飯もなぜか急に食べてくれるようになったのです。

 

そんな中でベイビーにヒットしたのがこれ。

この写真のチキンボールは中身にひじきを入れていますが、ひじき無しバージョンも作っています。

 

作り方はとっても簡単。具材を刻んで、まぜてオーブンで10分位焼くだけ。

※ひじきは日本から乾燥ひじきを持ってきて、それを細々と使っています。

・鶏ひき肉(ささみをミンチにしてもOK)

・豆腐

・ズッキーニ

・人参

・玉ねぎ

(そのほかにマッシュルームやブロッコリーを入れることも)

豆腐を入れると 歯が2本しか生えていないベイビーでも噛みやすくなります。

 

次に二つ目

Batatti(バタティ)→英語的にはスイートポテト

このサイズでも小さいものを選んでいますが、バタティはジャガイモのように簡単にどこのスーパーでも通年変えて、甘味もあるので赤ちゃんには食べやすいのか、ベイビーはバタティをパクパク食べています。

 

バタティは皮を厚めに剥いて、あく抜きをして茹でるだけ!

 
 

 次、三つ目

パクパクフルーツパンケーキ!

GLUTEENITON⇨Gluten free グルテンフリー
のKAURAJAUHO⇨oat wheat オーツ麦

 

ベイビーはミルクアレルギーなので、豆乳を使って、そこにイチゴとダークチェリーを入れて焼きました。

ダークチェリーはそのままあげると洋服にこぼした時に落としにくいシミになってしまうのでパンケーキで焼いたら楽でした。

 

ベーキングパウダーはこちらを使ってます。

もやは読めませんが、

BAKPULVER→スウェーデン語でベーキングパウダーの意味

英語で書かれていればまだしも、フィンランド語orスウェーデン語で書かれているので、本当に買い物に時間がかかりますえーん笑い泣き

 

レシピもとってもざっくりで

オーツ麦  100g

豆乳   100ml

ベーキングパウダー 1.5g位(適当)

フルーツ お好み(いちご、バナナ、ブルーベリーetc)

 

フライパンに薄くサラダ油を敷いて焼くだけ。

 

このブームもきっと1、2週間したら去ってしまうので、また新たなメニューを考えないとです・・・笑い泣き

 

これはとある日のベイビーのご飯ですが、

アボカド(欧米人ママはアボカドをとてもよく使っています。)

チキンボール

コーン蒸しパン

      だったかな?

ヨーロッパ人ママはアボカドをよく離乳食に使っています。
 
アボカドを丸ごと持ってきて、その場で切って半分は離乳食に、半分は自分が食べるという人も見かけます。パスタなどにも混ぜている人はいますがそのままあげるのが楽チンでいいわよねと言ってましたOK調理時間0で温める必要もないので「さっ!」とあげられる優れものだと私も思います。
 
いつもいろいろなママ・パパのご飯を見ながら「それどこで買えるの?」と聞くといろいろと教えてくれるので、買い物もスムーズになりますし、住み慣れない土地では「そんなものも売っているのね!」と発見になるのでとても参考になります。
 
さ〜て、あしたは何を食べるかな???