コロナの広がりで
多くの美術館はしばらくあいだ
閉館を余儀なくされ
その後は、予約制のシステムに
移行するところが増えてきました。
>>ゴッホ展レポ(前の記事はこちら)
今回の「ゴッホ展」も
事前にインターネットで予約して
支払いを済ませると
入場チケットに相当するメールが
送られてくる仕組みです。
▽ここから予約できます
コロナ以前には、
話題の美術展には
会期が進むにつれて来場者が増えて
入場まで、数時間待ちになることも
しばしばありました。
フェルメール展 2018年 10月
ミュシャ展 2017年6月
それぞれ、年間で動員数上位だった
美術展です。
※ちなみに、フェルメール展は
歴代の「ゴッホ展」も、
平日でも2時間待ちくらいまでは
想定内と言ってよい状態でしたが
予約制になってからは
そんなことはなく
今回、私は待ち時間ナシで
入場できました。
しかし、
展示室内が空いていたかといえば
そうでもなく
それなりには混んでいたように思います。
もうひとつ、気になっていることは。。。
チケットがオンライン化したことで
入場に関しては
便利にはなったけれど、
チケット半券コレクターの
私としては
記念の品が残らないのは
ちょっと寂しい。。。
チケットには、その美術展を
象徴する作品がデザインされます。
一定の時が経ってから見れば、
時代の空気も感じ取れます。
かつてのコレクションです
やっぱりチケット半券は欲しいなぁ...
と思ってしまいます。
こうして、
時代は変わっていくのですね。
★次の記事に続きます
ゴッホセミナー開催します(11月16日火)
内田ユミ
(西洋美術史講師)