幸せな冬の石けん
「Rêve d'hiver 冬の夢」

 

今年も味わいたくて

再びの仕込みの本日。

 

材料を揃えるところから

既に夢の中でございます。


 

石けんの材料はシンプルで

油、水、カセイソーダ、香り成分

の四点で作れます。

 

でも。

市販の材料を計量して混ぜる

のではなく

ひと手間かける遊びが楽しい。

 

湯水のように湧くアイデアを

かたちにする工程は格別です。

 

先ずは、

お酒に漬け込んでおいた

ハーブを濾して

ティンクチャーを取り出します。

ほぅ~。

いつもながら深い赤♡

 

 

次に

油に漬け込んでおいた

ハーブを濾して

インフューズドオイルを

取り出します。

うんうん、香りがちゃんと

うつっていますね。


スパイスは

昨年のレシピを進化させて。

感覚を研ぎ澄ませての調合は魔女気分。

ごりごりとゆっくり すりつぶす工程は、

アナログな自分に合ってる。


なかなかの力仕事だけど、

でも好きな香りが

空間いっぱいに広がるのは

悪くない。

 

この香りをはらんだ泡に

お風呂で、洗面所で

毎日、

ひと冬、

くるまれるところを妄想。。。

こころが躍ります。

 

 

今年から

Santa Maria や La Reineと同様

水晶の微粒子パウダーを追加。

 

いろいろ理由はあるのでしょうが

とにかくすっきりするのです。

 

「気の持ちよう」

かもしれないけれど、

そうだとしても、

すっきりするのは大事なので、

迷わずいれます。

 

これらを他の材料と混ぜて

泡立て器でぐるぐるすると

石けんになるんですが。

最初の三十分はなるべく手をとめず

あとは半時毎に様子を見ながら

必要に応じて、

ぐるぐる。

朝おやつを作って

ヒルデガルドのお茶を淹れて

頭の中で

修道女コスプレをしながらの、

ぐるぐる。

 

素地の表面に

らせんを描けるようになったら、

型に入れてもいいよ、の合図。

そっと流し込み、固まったら取り出し

少し乾いたらカットはできるけれど

すぐにはまだ使えない。

 

解禁まで 「4週間熟成」!

じっと我慢です。

 

なんて待ち遠しい!

と思いながらの待ち時間こそが

豊かだと思う今日この頃。

 

こんな楽しみを味わえる

状況に 環境に

活動を支えてくれる

家族に 友人に

 

心から

merci!

 

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