プルタブ集めてますか? | クロスロードカフェmasaのブログ

プルタブ集めてますか?


「プルタブを集めたら、あなたの善意が車椅子になって人のためになります」


なんとも崇高な心がけだろうか?

しかし、偏屈な私はこの運動がなにかバランスをかいた話に聞こえてしょうがなかった。

先に申し上げます

あなたが12万円寄付をしました
それを受け取ったボランティア団体が
恵まれない人に二万円を渡して
10万円は経費として取りました
【これがプルタブ集めの実態です】

プルタブは0.5グラム

缶本体は44グラム

ざっくり百分の一の重量のプルタブをわざわざ缶から外して運賃をかけて宅配便で事務局に送る。

それがいくらになって、そのお金からどれだけの車椅子になるのか?

・収入:全国からプルタブが集まる
・支出:仕分け場所農家の片手間の夫婦二人の人件費、ヤマト便の運賃、車椅子の拠出費用他
・NPOに対する補助金の収入があるらしい。

推進しているサイトでは
「プルタブ800キロで車椅子一台寄贈します」といううたい文句だ。

ざっくり計算するとアルミの買い取り額はキロ当たり150円とすると800キロで12万円

車椅子の売価は二万円を切る価格である。

いろんな経費が掛かるのは理解するが一体どうなっているのだろう?

これらを調べるに当たり、兵庫県の仕分け場所、奈良県にある事務局本体、車椅子のメーカーと寄贈に採用されている機種、現実のアルミ地金の買取価格等を確認している。

これらを総合すると事務局はかなりの収益を得ていることが拝察される。

ボランティアを行う人は無償で働くことを望んでいるわけで、その行為に私がけちを付けるのは御門違いである。「大きなお世話だほっといてくれ!」ごもっともである。

しかしだ!

あなたは無償を承知で働いているのに、上の管理者があなたに対して出ている人件費をこっそり着服していたらどう思うのか?

崇高な精神をもてあそばれることは許せるのか?

プルタブ集めはそのような事情が垣間見得る。

アルミ缶に関して公的な機関の見解を検索すると、製缶業界や各種飲料メーカーは「アルミ缶は90%以上リサイクルされています。指定箇所に分別にて捨ててください」とプルタブ集めには一切触れていない。

ところがイオングループを含むショッピングモールや学校などの教育関係の組織ではこの活動を薦めている。

そもそも、非鉄金属の買取をする業者は全国に沢山ある。(アルミ一キロで150円ぐらいとのこと)寄付をするのならアルミ缶ごとまとめて持ち込んで現金に出来る。その現金を募金すれば何トンもの運賃は振り込み手数料だけで済むのである。

調べているうちに見えかくれする組織が近寄ってくる感じがしている。

「同和問題」である。


「人の善意を利用して着服している悪人がいるのではないか?」

昨今のSDGsもしかりである!これが私が推測する結論である。


もし、私が調べたこれらの書き込みに過ちがあるのなら、是非ご指摘を頂きたいものである。