青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会にはいってから
私は青木繁に関する絵や本を初めて知った。
28歳と8ヶ月の短い生涯の青木繁の生き様を知りたいなと思った。
そこで図書館で最初に読んだのは、林扶美子の夜猿だった。
暮れぬれば絵の具を収め帰る路 月なき谷を猿の声する・・・ではじまり
人生の挽歌を聴くようなきがしたとで終わっている。
なぜなら(ラジオから澄み透るやような音色の尺八。その尺八の奏者は青木繁の息子の
福田蘭童だったのだ)。私はあっというまに読んでしまった。
その後わからないながらも
北川晃二”青木繁その愛と彷徨”・ 中島美千代”青木繁の画の中の女”・河北倫明”坂本繁二郎”読んだ。
昨日 渡辺洋”悲劇の洋画家 青木繁伝”を事務局長に貸していただいた。
どの本にも貧困に苦しみ、画壇からは見放され、親兄弟にも見捨てられ、孤独のままこの世を去ったとある。
私は絵などわからが、今度”海の幸”そして他の絵も石橋美術館へでかけてみたいと思った。