見かけは若々しくても身体の中はひどく衰えているお年寄りもいるんですね

今日は予報ほど気温が上がらないようです。

でもムシムシしていて秋は感じられませんね。

今年の９月は梅雨みたいです。

９０歳を超えた人に、今一番の夢は何か聞いている番組をたまたま見ました。

マスターズ陸上に出ている人は、早く歳をとって次の区分に上がって、また新記録を出したいと言っていました。

中には、麻雀好きでいつも麻雀のコンピューターゲームをやっている人が死ぬまでに何とかという最初の配牌で上がるテンホーをやってみたいと言っていました。

最初は麻雀好きという紹介がなく、テンホーなどという手を私は知らないので、何を言っているんだろう？・・・テンホーという中国か何かの場所に行きたいのかな？くらいに思ったのですが、何であるかわかって、そんな奇跡に近い手を目指して毎日楽しんでいることに驚きました。

中には、２０年帰っていない故郷の景色をもう一度見たいという１０４歳の女性がいました。

背すじがシャンとしていて、言葉もハッキリしていて、脳に衰えも見られないので、戦時中満州とか北朝鮮とかで過ごした人なのかと思ったら、東京在住で故郷は小諸だというので、なぜ帰れないのだろう・・？と思ってしまいました。

さらに、１５年会っていない故郷にいる娘にも会いたいと言うのです。

なぜ娘が会いに来られないのだろうと不思議になってしまいました。

番組がお手伝いで故郷の映像を撮ってくると言うのです。

母親も娘も身体を壊してしまって移動ができないというのです。

あんなに背すじがしゃんとした人が、車に乗って小諸まで移動するのが無理なのだろうか？と思ってしまい、９５歳の母のことを思い出しました。

ドライブの車窓から見る景色が好きだというので、２ヶ月一度ドライブ旅行に連れて行っているのですが、なるべくいろいろなところ・・と思い、だんだんに遠くに行くようになり、新潟に行ったり浜名湖に行ったり、今度は松島・仙台まで行くわけです。

時々「疲れない？」と聞いても、座っているだけだから全然・・・というので安心していたのですが、見えないところで体力を消耗しているのかな？と心配にもなりました。

娘を車で京都に連れて行った経験があるから、いつか京都まで・・と思っていたのですが、その１０４歳の女性を見ていると、母が衰えないうちに遠いところに連れて行かなければ・・・と思ってしまいました。

その番組では、同じように病気で動けないという８０代の娘さんとテレビ電話で話していたわけですが、８０代の娘さんも背すじが伸びていて言葉もしっかりしているのに移動ができないというのが不思議に思えました。

二人とも薬漬けで身体の機能が衰えてしまっているのかな？とも思いました。

さらに驚いたのは、娘さんとお母さんが同年代に見えた事。

８０歳を過ぎると外見は歳をとらないのでしょうか？

母は９０歳になる頃から食べる酸素を毎日飲むのを習慣としてくれているので、見かけも中身も若返っていて、以前や風邪を引くことがよくあって、鼻声やガラガラ声で電話に出てきたことが良くあり、一時は声も弱弱しくなったこともあったのですが、食べる酸素を飲むようになってからはいつも元気な声なので、遠出は今のうちですね。

飛行機は気圧の関係など心配なこともあるので、ドライブで・・・

（とは言え、富士山の五合目まで車で一気に上がって、また下がってきても平気でしたが・・）

雪の季節が終わったら、琵琶湖に連れて行こうかなとも思ってもいます。