9/3謝楽祭

前後の日の天気は悪かったのに、9/3の東京がちょっと夏に戻ったみたいに

快晴だったのは、落語協会にとんでもない晴れ男が存在するのだろうか。

 

長蛇の列のファン一人ひとりに丁寧に対応しながら、サインや写真撮影に応じる

喬太郎師匠の横で、私たちは本部の物販の手伝いをしていた。

飲み物の販売もされていたので、喬太郎師匠のお忙しい事!

そのテントの周りでは、彦いち師匠、一之輔師匠などの前に、やはり長蛇の列ができていた。

これはプロ野球でいう所の「ファン感謝デー」なのだなと、改めて納得した。

 

まだまだ着慣れていない浴衣を、控室でご一緒だった女性に手伝っていただき、

何とか着たけれど、名古屋の大須商店街で買ったポリエステルの帯は

なかなかキュッと締まらず、途中でほどけかけた。

やはり正絹の高価な帯は、それだけの価値があるんだと、これも改めて理解した。

 

かなりの数を用意したはずの福扇や手ぬぐいなどは、割と早い時間に売り切れてしまった。

落語がブームだと言われているが、謝楽祭のにぎわいを目の当たりにして

確かに、と思ってしまった。

去年までの落語協会のおそろいの浴衣の反物は、一反5,000円だったが

二反買おうと思って、三反目を見ながら「この柄もいいわねぇ」と迷っているご婦人に

「この際、まとめて三つ、行っちゃいましょう!」と言ったら「そうね!」と即答して

お買い上げ。

いやぁ、ありがたい。

確かに、本来協会員でなければ着られない浴衣を仕立てて着るというのは

ファンの方にとっては、お金に代えられない価値があるものなのだろう。

 

今年協会に入ったばかりの私たちにも「サインして下さい」と求めるお客さんがいらして

ちょっと驚いてしまった。二人以上並んだ瞬間があり

「おおおお!私たちの前に”列”ができてる!」とちょっと舞い上がって騒いでしまった。

前日の土曜日にBS朝日の「お笑い演芸館」の再放送があり

「昨日観ました!」と言って下さった方も、少なくなかった。

 

「鈴本で観てます」とか「浅草で」とかは分かるが、ずいぶん前に出ていた大須演芸場で観たとか、挙句、梅津和時さんが主催された練馬の「フェスタインビニールで」という方がいらして、それにはさすがに驚いた。あれ、もう5年以上前じゃなかったっけ?

 

噺家さんはもちろん、漫才や手品など色物の皆さんも、趣向をこらした出店をされて

ファンならずとも、とても楽しめる祭りになっていた。

 

大阪ではちょうど「彦八まつり」が開催され、かなりにぎわったようだ。

春蝶師匠にべったりくっついたぽんぽ娘ちゃんの写真を、Twitterで見かけたっけ。

 

かなり疲れたけれど、落語協会の一員として、また実感がわいた

嬉しい一日であった。

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