人生のバランスはババとサバランで考える | 銀座一丁目の英語発音教室「メントール」のブログ

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お酒が強そうな顔に見えるとよく言われるんですが(どんな顔?)私はグラス一杯でもうベロンベロンに酔っ払ってしまいます。お酒そんなにたくさん飲めません。

 

でも、小さい頃からお酒が入ったスイーツが好きで、初体験は確か小学校1年かもっと小さい時だったか、頂き物のチョコレートボンボンを調子に乗って食べてお酒が回りすぎて熱が出てしまい、次の日寝込んでいたというのがデビュー戦。

 

お菓子を作るようになってからは、父がうちに置いていたウィスキーを失敬して、手作りのチョコレートトリュフに大量投入。

 

自分でも食べたけどもちろん顔が真っ赤になりました。

好きな男の子にプレゼントしたんですが、彼は大丈夫だったのだろうか、、、。

 

大きくなってからも、手作りのお菓子には酒類をたくさん使ったものが多かった気がします。

 

最近、とてもおいしいブランデーケーキをいただいたのですが、少しずつ食べているうちに最後の方が乾燥してきてしまったので、うちにあるブランデーをさらに追い塗りして、もっとしっとりさせてから最後まで美味しくいただきました。

 

追いカツ。乾いたケーキをアルコールで追い込む活動。

 

 

先日行ったフレンチレストランで、久々にそのレストランのスペシャリテである「ババ」を食べました。

 

イタリアやフランスで親しまれているデザートで、硬くなったブリオッシュ(ざっくりな説明ですが、デニッシュ状のパン)の再生手段として誕生したお菓子です。

 

ブリオッシュがジャブジャブのラム酒に溺れているところにクリームをかけるという退廃的なお菓子。

 

※写真はホームページから借りました

 

コースでフレンチ食べてワインが回っているところに、「デザート」という名のアルコールで追い討ちをかけるという恐ろしい仕組みです。

 

一緒に行った人は、ものすごくお酒に強いのでワインを何杯が飲んだ上にババを平らげてもケロッとしていてとても羨ましかったです。

 

 

アルコールはともかく、ブリオッシュが丸ごと入っているババは、通常のケーキ類と違ってかなりお腹にずっしりくるので、私はババとか、似たお菓子でサヴァランをデザートに食べると決めている時は、コースに出てくるパンには極力手をつけず、メインや前菜にも芋類などずっしりくる穀類が入っていないものを選びます。

 

そうすると全体的にちょうど良い感じでコースを堪能することができます。

 

何でも、全体のバランスってものが大事ではないかと思うのです。

 

日常とかファッションとか、毎日繰り返すものって惰性で繰り返すと質が上がらないし満足度も上がらないので、ちょっとした工夫をすることとが大事ではないかと。

 

やり方の一つに、「メインを決めて、そこに集中投下する」というものがあります。

 

例えば、上記のフレンチだったら、そのお店のシェフの得意料理をメインに持ってきて、それを最大限に楽しめるようなお酒とか、前菜やデザートの選び方をする。

 

あれもこれも好きなもの、特徴が強すぎるものを選んでおてんこ盛りにすると、何が主役だったのかわからなくなるし、過剰摂取になって全体の印象がぼやけるし、それぞれの良さもぼやけてしまうから、満足度が下がってしまうのです。

 

と、いうのは私のさまざまな経験と、自分の感性から編み出した答えですが。

 

他の人がどう思うかは知りません。

 

 

自分はブログを書くくらいしかSNSに主体的に関わってはいないくせに、最近SNSについてブログに書くことが多いような気がします。

 

SNSに時間をたくさん割いている人って、人生に対する満足度が低いというか、不満ばかりぶちまけている人が多い印象があります。

 

うまく活用して人生の質をあげる分には構わないと思いますが、わざわざ不要な情報を取り込んでそれに対して怒りとか憤りを感じてわざわざぶつけることにエネルギーを使うより、


「自分にとって何が心地よいのか、納得できるのか」を他人目線ではなく自分目線100%、感性力全開で感じて理解して実行する方が健全だしいいことがあると思いますよ。

 

とりあえず、ババでも食べて見て考えてくださいな。