【訪問】2018年10月22日
【杯数】2018年 48杯目
【店名】だし廊(Twitter)
【回数】1(前回の記事)
【品名】牡蠣だし塩そば
【価格】900円
【ゆっけ度】★★★★☆
【備考】限定だし。
さてさて。
ようやく食べた日とブログの更新日が近くなってきました。
といってもまだ一週間のラグがあるわけですが。
この日は仙台の街中に用事があったので、ずっと行きたかっただし廊にやってきました。
東勝山にあったお店には行ったことがあったのですが、一番町の南町通り沿いに移転してからは初訪問です。
混むだろうと思って11時のオープンぴったりに行きましたら、ちょうど1人目。
その後からぞくぞくとお客さんがやってきたので、早めに来ておいて良かったです。
ちなみに土日の限定だった雲丹には開店の30分以上前から並びがあったそうで・・・。
さすがラーメンWalkerでナンバーワンに輝いたお店です。
店名の通り「だし」にこだわるこちらのお店ですが、日替わりの限定だしメニューが提供されているのが興味深いところ。
私が訪問した週(10/22~10/28)は、
[月]牡蠣だし塩そば
[火]貝だし魚醤そば
[水]大人の飛魚だし
[木]だし廊式担々麺
[金]辛・飛魚だし
[土・日]雲丹の濃厚つけそば
となっていました。
お店のツイッターで確認できます。→Twitter
この日は月曜日で、牡蠣だし塩そばが提供されておりました。
週のメニューの中でも個人的にはトップクラスに惹かれるメニューです。
担々麺と雲丹のつけそばも気になりますが。
とにかく。
牡蠣が好きなので迷わずオーダー。
席でおしぼりが渡されるのですが、意表をつかれてびっくりしてしまいました。
ガッツリ顔拭きたいですが我慢。
しばし待って配膳されたラーメンは、とても洗練されたビジュアルでした。
丼から立ち上る牡蠣の芳醇なフレイバー。
そこにチャーシューやレモンが彩りを添えます。
トッピングの下にはもちろん麺が鎮座。
きれいに整った麺線と言いますか。
あ、台湾料理の麺線ではなくて。
だし廊って言う以上だしにこだわっているお店だとは分かっていましたが、個人的に今回ツボったのが、この麺。
自家製の細ストレート麺で、パッと見は最近ありがちなやつかなーなんて思っていましたが、これが抜群に好みでした。
細麺にもかかわらずもちもち感がしっかりあります。
そして何より、スープを絡めて食べても決してかき消されない小麦の風味。
一本一本は細い麺で、ここまで感動するのかってくらい感動しました。
あくまで個人的な嗜好と感想ですが。
しかしだしだけでなく麺にも強いこだわりがあることが窺えます。
スープからは香りだけでなく、牡蠣の旨味がガッツリと感じられます。
なんでこんなに貝って美味しいんだろう。
貝独特の滋味深さと言いますか、じわーっと入ってきて、後味でもちゃんと主張してくる感じ。
基本的にはあっさりとしたスープで、その余韻を求めてついついレンゲが止まらなくなります。
トッピングのチャーシューももちろん美味。
スープの熱で火が通っていってしまうのが何だかもったいない気がしてしまいます。
なので私はまず器の端に避けることが多いです。
そしてやっぱり牡蠣。
ちょっと小ぶりな感じではありますが、プリッとした食感は健在です。
噛めば口の中にあふれだす旨味。
海の生き物、特に貝類の旨味は独特なものがありますが、とりわけ牡蠣は唯一無二ですよねー。
あんまり普段食べませんが。笑
添えられたレモンも牡蠣によく合い、良い仕事をしています。
個人的にはこのラーメンにメンマはなくても良いかなぁとも思ったり。
あくまで個人的にですが。
なんとなくベクトルが違うというか、別になくても一杯として成立しそうに感じました。
しかし何にせよ、めちゃくちゃ美味しい一杯でした。
今年食べたラーメンの中でもトップクラスに好みなやつ。
街中なのであまり行く機会はありませんが、レギュラーのだしも5種類あり、さらに日替わりの限定だしもあり、と見所たっぷりなお店なので、再訪したいと強く思います。
次は担々麺を食べてみたいなぁ。