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自信がないこと、不安なこと。
そんなのあってあたりまえ。
あなたの“苦手”を私の“得意”でお手伝い。
素敵な未来を協力しながら生きましょう!
それが『協生(きょうせい)』です。
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こんにちは、 花井美代子です。
いきなりの質問ですが、
「あなたは敬語、得意ですか?」
ビジネスマナーや電話応対の講座をやっていると、
「敬語が苦手です」
「敬語に自信がありません」
という方がとても多い気がします。
ビジネスシーンでは、
お客様や取引先、目上の方に対して、
“敬語を使うべき”という意識が皆さんあるようですね。
私も敬語を上手に使っていただきたいと思いまし、
できるだけ“間違いのない敬語”を
使ってほしいと思います。
あぁ・・・「間違っちゃいけない」と思うから、
敬語が苦手という方が多いんでしょうかね。
実際に取引先やお店に行ったとき、
担当者や店員さんに対し、
「その言葉遣い・・・ちょっと失礼ですよ」
と思うことがあります。
私に対し、失礼のないようにと、
丁寧に話してくれているのでしょうが、
間違った言葉遣いをするのはもったいないですよね。
実は敬語って小学生で習うって知っていました?
随分前にある企業での研修で、
社長さんから
「学校で習いましたっけ?」
と聞かれて調べたんですが、
小学校4年生では“丁寧な言葉”として習い、
5年生、6年生で尊敬語、謙譲語、丁寧語といった、
敬語を習うんだそうです。
(もしかしたら最近の指導要領では違うかもしれません)
ただこれも、学校で習う習わないの問題ではなく、
日常的に耳にしているかどうか?が
ポイントなのかなと思っています。
私が最近気になっているのが、
「食べる」という言葉の敬語。
相手に敬意を払って使う“尊敬語”なら「召し上がる」
自分がへりくだって使う“謙譲語”なら
「いただく」または「頂戴する」
こうやって説明されれば、
はいそうですね!と分かると思うんです。
でもテレビなどで司会者や、
レポーターをしているタレントさんが、
ゲストに対して、
「どうぞ、いただいてください」
という言葉を使っているシーンを
よく見かけます。
こういう場面を見る機会が多いと、
「ああ“いただいてください”って丁寧な言い方だな」
と思ってしまうと思いませんか?
今朝、NHKの番組を見ていたところ、
アナウンサーが出演しているタレントに対し、
「どうぞ召し上がってください」と、
“尊敬語”を使っていました。
さすがに、アナウンサーという職業で
間違うわけにはいかないと思いますが、
やっぱり敬語は正しく使ってこそ意味があるなと感じました。
テレビはもちろん、
自分の周りの人たちが正しく敬語を使うのを、
耳にする機会が減ってきているのかもしれませんね。
ウン十年も前のことですが、
私が子供のころ、
私の母は祖父母や近所のおじさん、おばさんに対して、
敬語を使っていた記憶があります。
「そんな堅苦しい家柄なの?」
なんて思わないでくださいね。
田舎の漁師のお家です。
敬語を使ったって、
親しみやすく話すことはできますからね。
「奥さ~ん、いらっしゃる~ぅ??」
「遠慮せんと(しないで)召し上がって~」
「私、明日は家におりますよ」
文字で書くとわかりづらいですが、
イントネーションやアクセントを置く位置を変えるだけで、
敬語ではあるけれども親しみやすい言葉になります。
敬語を使うだけで、
「私はあなたのことを大切に思っていますよ」
という気持ちが伝わるんですよね。
「失礼があってはいけない」
「丁寧な対応をしなくてはいけない」
と緊張するのではなく、
敬語を使うことで相手に気持ちを伝えてください。
そうです!敬語は相手を敬う心を
簡単に伝えることができるアイテムなんです。
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