三重県亀山市、鈴鹿峠の麓にあるうなぎ料理の名店『うなぎ初音(はつね)』。
戦後間もなく「初音食堂」として創業し、その後うなぎ専門店になったそうで、秘伝のタレは「初音食堂」時代から継ぎ足しで試行錯誤を繰り返し守られているとのこと。
食べログのうなぎ百名店には2018~2019年に選出されていて、ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版にも掲載されミシュランプレートを獲得したそうです。
大阪から東方面へ向かう途中、いつも近くを通るので以前から気になっていました。
今回埼玉から下道で帰っている途中、ようやく念願の初訪問。
場所はJR関駅から徒歩7分くらいの距離。
駐車場は約50台分あるとのこと。
この日は日曜日、お店には17時頃に到着。
こちらのお店は満席時には整理券を配布しているので、まずは店内に入ってレジで受付をします。
受け取った後は外で待っていると、お店の看板の下に現在の呼び出し番号が表示されるようになっています。
車の中でのんびり待てるので良いですね。
私は25番の整理券を貰いましたが、この時18番まで呼び出し済み。
整理券配布時には30分くらいかかりそうですと聞いていましたが、実際には20分くらいで入れて良かったです。
大好きなひつまぶしにするか悩みましたが、結局今回はうな重で、せっかくなので一番高価な『特製松うな重』を注文!
メニューには書いてありませんでしたが、レジ横のホワイトボードに『きも焼き』と書いてあったので、こちらもお願いしました。
【きも焼き】700円(税込)
まず先に来たのがこちら。
個々のサイズはそこまで大きくありませんが結構個数は多め。
クニュクニュ食感にやや粘度のある濃いめのタレがよく絡み濃厚。
苦味もそんなに感じずクセの無い肝焼きで美味しかったです。
【特製松うな重】3880円(税込)
注文を受けてから焼きたてでの提供、こちらのお店では白炭の備長炭よりも火加減の良い黒炭にこだわって焼き上げているとのこと。
うなぎはしっかり肉厚、焼き目の縁はパリッとサクッと、皮はこんがり焦げ目も付いて香ばしく、身はホロっと旨味が溢れジューシー。
ごはんと食べるとタレはしっかり濃いのがわかりますが、うなぎと食べると身の旨味が強くてタレが勝ちすぎず絶妙なバランス。
お吸い物が肝吸いなのも嬉しくて、何気に漬物や、柔らかくなめらかなお豆腐も凄く美味しかったです。
ご馳走様でした!