宇宙的真理と光合成 -2ページ目

宇宙的真理と光合成

帰るところのないひとのブログ

逃げるところのないひとのブログ

25になった。

実感がない。相変わらずひとりだし、あたまのなかはなにも変わっていない。

きっとこんな風にして、こんな風なまま、歳を取っていくのだろう。


いま、生きていて、

生まれてきてよかったとか、生きているのがしあわせだとは、思えない。

ただ、いちばんつらくてかなしくて自分のなかにぎゅうぎゅうに閉じこもっていたとき、

毎日毎日泣いて切って死にたくて申し訳なくていつも追い立てられるみたいに息苦しかった、

あのとき、あのまま、あの感覚のまま、なにも残さずに、なにも返さずに、死ななくてよかったと思う。

ほんとうにそう思う。


仕事をはじめて、たくさんのことに気付いて、

自分のいいところもわるいところも、受け容れていけるようになった。

無理にでも笑わなくちゃいけない環境は、しあわせなのかもしれない。

避けていたともだちにも会えるようになった。

自分が働いて稼いだおかねで、すきなものが買える。

おとうさんとおかあさんに、たくさんプレゼントできる。

単純に恩返しがしたいのか、むかし欲しかった愛情の見返りを求めているのか、わからないけれど。

でもふたりがよろこんでくれるから、それだけで、いい。


わたしは回復していない。

摂食障害、パニック障害、強迫観念、鬱、無月経。

それは社会人としての生活に、円満な職場関係に支障をきたす。

ピルのせいもあるけれど、5月くらいからはほとんど1日1食で、ほかにはアイスとおかしと甘いもので生きている。

体力はない。つくはずがない。

きょうプールに行ったとき体重をはかったら、予想より2kgくらい重かった。

ピルとめちゃくちゃな食生活のせいで、全身がむくんで体が重い。

だけどむくみだけじゃなくて、確実に太った。

女性ホルモンを出させているから、皆無だった胸がちょっとおおきくなった。

そっちのほうがうれしい。

前の生理が終わってから、1週間後にまた生理が来た。

わけがわからないし、しんどい。

それでもピルを飲むということは、産婦人科に通うということは、メンタルクリニックに通うということは、

わたしが生きようとしている意志のあらわれなんだ。

それだけでいいんだ。いまは。


落ち込みそうになったら、ねちゃう。

泣きなくなったら、泣いちゃう。

弱音は吐かない。

愚痴は言わない。

たのしかったことは、ひとに伝える。

甘えたくなったら、甘える。


わたしができること。

いまは、いっしょうけんめい、いきる。

がんばるけど、らくに、いきる。


あしたは、仕事だ。

きょうはプールに行って、それから爪切りを買いにロフトに行った。

紙でできたモビールがかわいくて、3つも買ってしまった。

わたしの部屋。

小学生のとき壁と天井に貼った、暗闇で光る星形のシール。

中学生のとき付け替えた、小窓のマトリョーシカ柄の薄いカーテン。

高校のとき壁に貼った、トイカメラで撮ったたくさんの写真。

大学のとき付けた、IKEAで買った子供用の天蓋。

たくさんのぬいぐるみと絵本、つくりっぱなしのレゴブロック、死んでしまったねこの写真。


わたしのこころはいつも同じところにあるのだ。

もうすぐ25になるというのに。


満たされたい。

満たされたい。

まいにちまいにち死にたくなるの

ずっとずっと死にたいの

なみだがでるの


どうしたらいいかわかんなくて

混乱してるんだけどどこか冷静で

たべものはなんの味もしなくて

カロリーだけ見て決めるの

残業した日なんて時間ないから決めたカロリー無理やりとるの

太りたいのか痩せたいのか

たべたいのかたべたくないのか

いちにち終わってほっとしたら眠るけど

夜中にどこかしらかゆくなって目が覚めて

もういっかい寝たらもうすぐ朝で仕事で、

何時までになにしなきゃいけない

きょうはなにをたべたらいい

きょうは何時にかえれるの

かえったらかえったでたべものつめこんで眠るだけ


最近はきもちだけじゃなくてからだまで、

つかれてつかれてしょうがない

休みの日はねていたい

強迫観念、今日プールに行かなきゃ今月1回分無駄になるよ、

じゃあ行かなくちゃ


家にいたって

家にいたって


認知症が進んできたおばあちゃんが

大声でなんども聞いた昔話とかどこかに住んでる誰かの嫁がどうしただとか

閉じこもってたら落ち込むし結局出かけて散財してまた落ち込んで意味がわからない


わからないんだよ


1ヶ月くらいまえに結構深く切った腕の内側

跡残っちゃって消えなくてかゆくなるの

どうしてだろう


あたまがいたいんだよ

きょう、メンタルクリニックに行った。

胃痛が治らなくて、内科の先生に相談したら、

精神のバランスとホルモンバランスが整わないと、治らないと言われたから。

ホルモン剤は、こわいんだよな。

だってふとるんでしょ?

おんなじ量たべても、ふとるんでしょ?へらしても、痩せないんでしょ?

そしたらわたしはどんどん落ち込む、もっとだめになる。

だからとりあえず、あたまの方をどうにかしに、行くことにした。

向精神薬も太るらしいから、油断しちゃだめだ。

いままでの経緯と、飲んだことある薬おもいだせるだけ言って、なんにも効いてないことも言ったら、

とりあえず効き目の弱い薬を1週間分出された。

20分くらいで、4000円くらいとられて、なんだかなぁ。


わたしは、正常なのだろうか、異常なのだろうか、わからない。

落ち込んでつらくなることは誰にでもあることだ。

ただの根暗なのか、ただの病気なのか、両方なのか、そういう「傾向」なのか、

いろいろなところを、さまよっている。

10月から仕事をはじめて、たくさんのひとに出会い、「社会人」をしている。

学生のときとニートだったときとはちがった種類の不安とストレスを抱えている。

それはきっと普通のことだ。

じゃあ、残業してると焦って冷や汗が出るのは普通なのか。

人ごみに放り込まれたとき、仕事が終わらないとき、過呼吸になるのは普通なのか。

自己嫌悪になるのは普通で、死にたくなるのは異常なのか。

自暴自棄になるのは普通で、リストカットするのは異常なのか。


薬を飲んだところで、わたしはわたしなのだ。

いちばん根っこにある、ぐちゃぐちゃでどろどろしたものがなくなるわけじゃない。

なにも解決しない、ってことは、なにもよくならない、ってことじゃないのか。


「無理をしない」だとか、「がんばらない」だとか、「楽に生きる」だとか。

わたしはいま、「無理をして」、「がんばって」、「必死に生きて」いるのです。

ぜんぶやめていいなら、しにます。

楽になりたいです。


異常でしょうか正常でしょうかこれから正常になるのでしょうかもう手遅れですよね。きっと。



仕事中に、郵便局に行く。

歩いていると、いつも高校生のときをおもいだす。

制服を着ていた。しろいのと、くろいのと。

ドトールでココアを飲みながら、本を読んでいた。

学校をさぼって、海を見に行った。

勉強はできたほうだと思う。いま役に立っているとは思えないけれど。

窓際の席だったとき、校舎に縁どられた空ばかり見ていた。


仕事中に、市役所に行く。

歩いていると、いつもちいさかったころをおもいだす。

母に手をひかれて、自分の背より高いカウンターから、なんとか顔を出していた。

ここより先は、おとなの世界。

満たされていた、はずの毎日。


わたしは自分をすり減らし、ちいさな燃料タンクを積んでいる。供給はない。

それでも生きていかなければならないのか。

ぜんぶ、やめていいのか。


線引きを、もとめている。

落ち込むことが、多い。
起きて、仕事して、ごはん食べて、お風呂入って、アイス食べて、ねる。
それだけの生活。
生活をするというのは、そういうものなのかな。
わからない。
やりがいも高い給与も望まない。
きちんと休めて、あまり責任のない仕事がしたい。
つかれた。