何というか、カオス状態。
とりあえずやっと折り返し地点にやってきた「匣の中の失楽」
頑張ってちょっとずつ読めてます。
ですが、何でしょう。
作中作の作中作みたいでとんでもなく読みづらいです。
もうむしろ今誰が死んじゃって、誰が生きてるの? みたいな(笑)。
読んでると、あれ最初に死んだ人が生きてる? あれ? みたいな。
折り返し地点に入る前に、作中作、ていうのは気づいてたけど
ただ、どっちがどっちか、ていうのが分からなくてさっぱりだったのです。
今もさっぱりだけど。
とりあえず、
ナイルズさんが描いている物語と、
描かれている小説を読む描写と、
現実で起こっている描写(多分)、
の三視点だと思うんですが、とにかく混ざりに混ざってどこからどこが、どの描写の話なのかっていうのが分かりづらいんです。
本編にも書かれてますが「ややこしい」とな(笑)。
いやほんとにややこしいです。
清涼院流水せんせの描いた、ジョーカーも作中作になっている部分がありますが、
それ以上に難解だと思われる。
もっと難解なのは数式や化学式が使われている部分の理解が全然理解できないという私。
とにかく分からない。ごめんなさい。
この本も日本四大ミステリーの一つとして数えられている本ですが、
とりあえず、何回も読まないときっと四大ミステリーは理解できないのではないかと思ってます。
匣の中の失楽ではよく「虚無への供物」に関するワードがちょこちょこ出てきます。
「虚無への供物」も2巡したのにワンダーランドが分かってない(一番重要な部分なはずなのに)。
色々な解釈の一つとしてのワンダーランド…のような気がしなくもないけど、どうしても上手い答えが見つからないので、多分またそのうち読むのだと思います。
ドグラ・マグラも大層よく分からなかったのでね。。。
一度読むと精神に異常をきたすといわれている本をびくびくしながら読んだけど私の頭では理解できませんでした。
凡人には理解できないのかも…だがしかし理解できるように頑張る。
多少フィーリングで読んだ部分もあるけれど(笑)。
とにかく、後半ラストスパートということで、匣の中の失楽、頑張って読んでいきたいと思います。