本日読み終わりました。
上下巻で、卑猥な表紙でしたが(笑)。
何ですかね。
難しくてさっぱりっていうのが第一印象。
そして、鳥肌が立つようなことは無いけど、文章が気持ち悪いなぁっていう(苦笑)。
個性なんだけどね。
夢野久作先生の他の本を読んだことがないのでよくわからないけど、夢野せんせのカタカナの使い方かなぁ。。。
ちょっとぞっとする感じなのだ。
それが私の中で気持ち悪い、ていう。
究極の精神論かなぁ。
脳髄論っていうの? よくわからないっていうのが本当のところなんだよ。
タネ明かしされてる…んだよね? 最後の最後で。
でも、夢遊の話なのか、離魂病っていうか、とにかくどこを漂って記憶なのか、
作中作であるのか、滅茶苦茶で曖昧で、突然の奇行に走ってるから
自分が今誰の「こころうち」を読んで追いかけてるのか、解らなくなったのよ。
最後が結構唐突なので、「え!?」ってなる。
唐突に全てが明らか? になるからね。
読むと精神に異常をきたす本て言われる所以が何となくわかった気がする。
次は、島田せんせの本かな。
御手洗さんシリーズの本を買ってたはずだから。
とりあえず今積んである本が終わったら、また清涼院せんせの本を読もうかなと思う。
面白い本がまた見つかればいいけど。
随時ブックオフにて探してまいりますよ。