絵を描くスタンス、
ライブを見るスタンス、
僕の中では全部一つ「箱」の世界です。
心で感じること、
目で視ること、
耳で聴くこと、
身体で感じること、
全部が大切なもの。
見た目の認識は、僕には必要無いです。
だから最初は「写真」じゃなくていい。
見た目の認識は最後に付いてくるものなので、僕の全ては「音」から始まります。
基本的に本当楽器はよくわからなくて、語りたいなぁと思っても語れない代わりに、僕は音楽を一つの「箱」として、一つの「絵」として捉えて、それを言葉で表現します。
だから他の人とは感じ方も、見方も違うわけです。
視覚から伝わる、「絵」から感じるのは、心から這い上がる感情。
耳と全身から伝わる「音」から感じるのは、脳へ響く轟音。
二つは似通っていないけれど、僕にとっては双子のようなもの。
切り離して考えることは不可能。
見たことないバンドも体力の許す限り見ようとするのは、奏でる音が僕のどこに響くのかを客観的に見ているから。
バンドの「熱」が届くかどうか、僕の心に伝わるかどうかを見ています。
音だけでは解りえない部分を理解するのが僕だから。
ライブで聴く音と、CDで聴く音にも多少なりとも違いは出る。
だから、両方ともとても大事。
一つの「箱」
箱の中でどう誰が動いていて、誰がどう魅せているのかを見てる。
空間を認識すると、どこが寂しいのか、熱いのか、寒いのかがわかる。
だからセンターの一番後ろは欠かせないね(笑)。