最近はインターネットやホームセンターなどで
気軽にペットちゃんたちのおもちゃや服を買える時代ですが
特に価格が安いものは、海外で作られている製品も少なくありません。
どのような過程で製造され、どのような薬品が使われているかわからないのも事実です。
洗える素材の服やおもちゃなどは、購入したら一度水洗いでも結構ですので
洗ってから使いたいですね。
生まれもって皮膚の弱い子は、オーガニックコットンのベッドや服がおススメです。
＊オーガニック・コットン（有機・綿）とは
「オーガニック農産物等の生産方法についての基準」に従って
2 ～ 3 年以上のオーガニック農産物等の生産の実践を経て、
認証機関に認められた農地で、
栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられた綿花のことです。
さらに、紡績→織布→ニット→染色加工→縫製
などの製造工程を経て最終製品となりますが、
この全製造工程を通じて、オーガニック原料の
トレーサビリティーと 含有率がしっかりと確保されていること。
そして化学薬品の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑え、
労働の安全や児童労働など社会的規範を守って製造したものを、
正式に「オーガニック・コットン製品」と呼ぶそうです。
普通の綿花栽培では、かなりの量の化学肥料と農薬が使われてるそうです。
しかし、実際に収穫されるコットンそのものには、オーガニック綿でも普通の綿でも変わりはありません。
普通に栽培された綿でも、残留農薬はとても少ないので、
収穫されたものから科学的なテｇストなどでオーガニックかどうかを判別することは不可能だそうです。
ですが、害虫駆除、雑草の管理、防カビや殺菌消毒、収穫前の落葉剤、農薬などを
大量に使用する生産方法だと、環境や農家の人たちの健康に影響を与えます。
過剰な化学肥料が土壌に残ると地下水の汚染、
土壌微生物の消滅などにより、作物を育てる土壌の力が減少します。
農業に携わる人々の環境の健康被害の軽減、改善、労働場所の確保
水質保全や土壌活性、二酸化炭素の削減など地球の環境保全という意味から見ても
オーガニックコットンの重要性の認識と生産が広がればよいと思います。
さて、話がだいぶ脱線しましたが
オーガニックコットン製品を扱っている会社はたくさんありますが、
こちらのお店は非常に信頼できると思います。
こちらのショップの社長と以前仕事でお話をさせて頂く機会があったのですが
ご自身もわんちゃんを飼われていて（かわいいダックスの男の子です）
この子の身に着けるものは、口に入れるものは確実に安心できるものを！
という気持ちで生産に携わっていると話されていました。
認証機関で認証されたオーガニックコットンを使用することはもちろんのこと、
さらにオーガニックコットンの産地が貧困地域であることが多いため、
不当に労働が搾取されることがないように、公正取引のガイドライン（フェアトレード）が盛り込まれたものを使用しているそうです。
そして海外ではなく、徹底管理された、日本国内の工場で製品を作られているのが安心だと思いました。
またお会いする機会があれば、いろいろお話を伺いたいです