「演劇に何ができるのか？」
ア ル フ ァ ベ ー タ ブ ッ ク スの新刊【ジャンル：演劇】8 月刊行 新刊案内
初のエッセイ本です！
音大時代、劇団四季時代、フリーになってメメントCを結成した頃の話、すったもんだの子育て、フリーランンス脚本家の仕事、太平洋食堂、安全区/Nanjing の疾風怒涛の演劇活動、などのエッセイです。他の共著の方と、何度もミーティングしながら、「演劇にできること」を書きました。出版社からの直販、アマゾンでも予約可能です。是非、ごらんください！
【著者プロフィール】
◎妹尾伸子（せのお・のぶこ）……元高校演劇部カリスマ顧問。３２年間、すべての場面で生身の高校生に全力で向き合った
熱血教師。演劇部顧問としては、部員全員で一本の脚本を書くという「生徒集団創作脚本」を組み込んだ指導スタイルを確立した。
◎嶽本あゆ美（だけもと・あゆみ）……劇作家・演出家。武蔵野音楽大学卒。1989 ～ 2001 年劇団四季技術・演出部、03 年
文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、06 年日本劇作家協会新人戯曲賞、2014 年文化庁芸術祭優秀賞。川辺川ダム、南京事件、大
逆事件等を題材に創作活動を行う。
◎堀切和雅（ほりきり・かずまさ）……編集者・劇作家・演出家・エッセイスト。1984 年、劇団「月夜果実店」を結成。
2002 年までに22 回の公演を行う。2014 年、石川泰作曲による国際オペラ団として再開店。
定価：本体2200円+ 税【予価】 A5 判並製・256 頁
生を手探りする若者たちとの演劇、歴史にコミット
メントする演劇、魂の救済のための演劇……人間の
心と身体に直接訴えかけ、人間解放と人間肯定をも
たらす演劇。演劇にできることはまだまだ無限にあ
る！ 総合芸術ともいわれる演劇の可能性とその意
義について、三人の異色の演劇人が語りつくす！！
≪目次≫
●第一章 共に育つための演劇（元高校演劇部カリスマ顧問・妹尾伸子）
姉妹劇場「マッチ売りの少女」／演劇には力がある―「高校」という現場と演劇の力／「高校演劇」という世界―高校演劇は教育活動か芸術活
動か／みんなで創ればいいのだ―集団創作脚本と自己解放／異業種異能力者集団―自己肯定と他者肯定／ＩＴの時代に―演劇は他者とつながる
身体感覚／首つりシーンの衝撃―教育か芸術か、再び／演劇はすべての人を解放する―「ハレとケ」の自由な往来／兄弟姉妹のように家族のよ
うに―深い喪失からの恢復／共に育つ演劇―演劇部で過ごした生徒たちが得る力
●第二章 支配を脱するための演劇（劇作家・演出家、演劇集団「メメントC」主宰）
◎第一部・職業としての演劇人…魔の山／演劇は経済活動か？／演劇は博打か？／ディズニーの黒船／技術革新と演劇・Show must go on! ／戯曲
を書き終える方法／なぜ戯曲を書くのか？ ◎第二部・大逆事件と演劇、そして社会…大逆事件／太平洋食堂への路／プロデユーサーになる／新宮
へ／過去からの声・彼の僧の娘 ◎第三部・歴史にコミットする演劇…堀田善衞と私／南京の安全区／過去からの声／思考するための演劇のすすめ
●第三章 認識と魂の救済のための演劇（編集者・劇作家・演出家、劇団「月夜果実店」店主）
なにもかもがここにあって、なにもまだ、終わってはいない／宇宙は、超低温または超高温の世界だ／社会的なことは、演劇以外の場所で……。
8 月下旬より全国書店、Amazon 等、ネット書店にて発売！！
出版社にて直接ご予約、注文も承ります。
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