ずっと兼業でアイドル運営を続けていましたが、昨年2022年10月に本業を辞め、現事務所合同会社SOVAに正社員として就職し専業運営になりました。

 

兼業運営として僕を認識し応援してくださっていた方も多くいることを知っているので、まずは報告が遅れたことを謝罪させてください。色々理由があって元の会社を辞めたことを親に伝えられぬまま時間が過ぎていたのですが、最近ようやく伝えることができました。この歳で親を気にするのもどうかとは思いますが、何歳になろうと親は親で子は子なので、生活に関わる部分を親に黙ったまま先に公表するのは筋違いだという変な道義心からでした。

 

僕のアイドル運営としてのキャリアは2016年9月に・・・・・・・・・(dotstokyo)の楽曲ディレクターとして始まりました。本業が副業NGだったことと、利益を投資に回したかったこともあり、ドッツ〜RAYでSOVA正社員になるまでは無賃兼業運営でした。兼業運営は過酷で、日中は本業、退勤後は運営業という形で走り続け、およそ6年間労働時間ベースだと過労死ラインを超え続けながら、しかも無賃というどマゾな活動を、しかし恐ろしいことにめちゃくちゃ楽しく続けてきました。このことを特に不服に思ったことはなかったものの、一方でどこかそろそろ報われてもいいのでは?という気持ちがあったことは事実です。

 

アイドル運営は自分に天職だと感じています。元々居たの会社はいわゆるJTC(Japanese Traditional Company)で、良くも悪くも超カタく、保守的で、一方で安定している企業でした。安定している(それ故に兼業運営ができた)が、超ステレオタイプな和式会社員ムードの支配する社風で、その窮屈な空気感が自分に合わず、精神的にはいつも参っていました。アイドル運営は「楽しいことことを考え、生み出し、人を幸せにするにはどうすればいいかを日夜考え、実装し続ける仕事」だと思っていて、これは本当に自分の生き方に合っているなと感じています。

 

客観的には、ほぼ公務員のような仕事を辞めて専業アイドル運営になることはリスキーでチャレンジングなアクションです(なので親にも言いにくかった)。ですが、僕にとっては、アイドル運営として活動できることが、つまらない社会人生活を中和できる生きがい、活力になっていたし、いよいよそれを本職にできるワクワクでいっぱいでした(仕事を辞めた日、夜空中に流れ星が流れ打ち上げ花火が上がり空を埋め尽くす、という夢を見ました笑)。そのワクワクはさらに増幅されて今も自分が走り続けるエネルギーになっていて、今後も止まる気配がないです。

 

RAYの新体制の1年間は、そんな僕の思いや馬力が込められた1年間でもありました。今後も止まることなく邁進していきますので、RAY(とついでに僕)の応援を、何卒よろしくお願いいたします!