Lush Life【歌詞/和訳】1933年Jazz/Fujii Kaze/Lady Gaga他 | 風ゆくままに~Windy Rhapsody~

風ゆくままに~Windy Rhapsody~

風ゆくままに、成るがままに・・
2021年より藤井風さんの音楽を聴くようになり
彼の音楽性、人間性、精神性に魅了される日々
風さんを中心にした音楽ネタを綴ります

ジャズ・スタンダートナンバー
"Lush Life"
ビリー・ストレイホーンが1933年に書いた作品。その15年後、1948年にエリントン楽団がニューヨークのカーネギーホールで公演を行う際に、ストレイホーン自身の手によって初めて歌詞がつけられ、完成を迎えることになる。代表作は、初音源作品でもある♪ナット・キング・コール版(1948年)https://www.youtube.com/watch?v=fCrCiMJOmWk♪ビリー・エクスタイン版(1960年https://www.youtube.com/watch?v=ATVoweJH0AE&list=RDATVoweJH0AE&start_radio=1♪ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン版(1963年)https://www.youtube.com/watch?v=q_xbjOCPgkU♪ジョン・コルトレーン(1958年)テナーサックスhttps://www.youtube.com/watch?v=-JqTFAIiAn4♪リンダ・ロンシュタット版(1984年)グラミー賞受賞者https://www.youtube.com/watch?v=Fe-ZmTepWzk♪チェット・ベイカー版(1957年)トランペット/2001年映画で使用https://www.youtube.com/watch?v=hMZhi_hgRdg
等が人気が高い。~以下省略~

 

by TONY BENNETT & LADY GAGA "CHEEK TO CHEEK"2014~Jazz Album~ 高橋芳朗

 

 

エリントン楽団=元デューク・エリントンが率いる楽団(ジャズオーケストラ)

 

 

 

 

"Lush Life"は、ジャズ・スタンダートナンバーとしてジャズ界では王道、有名な曲。藤井風さんは、USツアーでこの曲を見事にカバーしました!私たちは、また風さんに教えてもらったという感じですが、多くのジャズシンガーにカバーされていますね。
色々聴いてみると、結構格式高いジャズソングという感じがします。そして、この曲は歌うのがとても難しいと、多数見聞きしました。風さんもステージでそのようなトークされていましたよね?凄く難しい、だから挑戦したかった、挑戦するのが好き!と。
で・・2日前

あれ?確かレディ・ガガも歌ってたよね??と、

我が家のCDラックを漁ってみたら・・なんと!

トニー・ベネット&レディ・ガガの

「CHEEK TO CHEEK」CDがありました!!

 

そうです、私が買ったのです!もう何年前かな?(笑)

 

2014年にユニバーサルミュージックからリリースされたJAZZアルバムです。

 

11曲目にレディ・ガガがソロで"Lush Life"を歌っていました。

 

上記冒頭の解説は、そのブックレットに掲載されていた記述です。

 

 

 

 

これ買った時聴くだけ聞いて、ブックレットも歌詞も殆ど見なかったような?(どんだけ?失礼やろ!!) 笑

 

その割にはシワシワでで年季が入ってる・・どうゆーこと??

 

 

 

 

Billy Strayhorn 
ビリー・ストレイホーン
ジャズピアニスト・ジャズミュージシャン・ジャズ作曲家 
 
 
 
 
 

Billy Strayhorn  (ピアノ&コーラス)"Lush Life"

最初はまだ歌詞がありません

 

 

コーラス?のイメージに特徴があって、風さんのピアノにも現れているのかな?と思いました。

 
 
 
(↓)こちらは、ビリー・ストレイホーンがご自身でピアノを弾きながら歌っています。
ピアノオンリーの時と全然違っています。
 
弾き語りですが、よくピアノを聴くと
風さんは原曲に寄り添いながらも、風さんなりのアレンジで、すっかり風さんの世界観になっていますよね?

 

 

♪ピアノ弾き語り

BILLY STRAYHORN sings and plays LUSH LIFE!

IN PERSON! The one and only BILLY STRAYHORN himself sings and plays his own masterpiece "Lush Life" - live performance 1964

 
0:49~ / 1:08~に注目してみてください。
 
【追記】0:49 ~/ 1:08~/ 1:22~/ 2:53~
 
風さんのピアノでも似た感じの表現されていませんか?
1:49~ / 4:03 ~
 
 
 
Fujii Kaze/"Lush Life" in NY   2024/06/03

(勝手にシェアごめんなさい)

 
 

"Lush Life" (11曲目)

英詞も和訳もご丁寧に掲載がありましたので、書いておきますね。

 
 
この曲はトニー・ベネットとセッションはなく、レディ・ガガのソロとなっています。
 
 
 

"Lush Life"/ Billy Strayhorn 

 

Lyrics: 和訳 (訳:平間久美子)

 

I used to visit all the very gay places

Those come-what-may places

Where one relaxes on the axis

Of the wheel of life 

To get the feel of life

From jazz and cocktails

 

昔はいかがわしい店にもよく行ったわ

なんでもありな店なんかにね

その場所で目まぐるしい日常を離れ

ジャズとカクテルで人生を味わう

 

The gals (girls) I knew had sad and sullen gray faces

With distingué traces

That used to be there 

You could see where

They'd been washed away 

By too many through the day

Twelve o'clock tales

 

知り合いの女たちは悲しげで憂鬱そうな顔

かつての気品をかすかに残して

すっかり色褪せてしまった

朝から晩まで働きづめのせいね

 

Then you came along

With your siren song

To tempt me to madness 

I thought for awhile

That your poignant smile

Was tinged with the sadness

Of a great love for me 

 

あなたが現れたのはそんなとき

魅力的な歌でわたしを狂わせた

しばらく勘違いしてた

あなたの悲哀に満ちた笑顔は

私への切ない想いを抱えた悲しみの表情だと

 

I guess (Ah, yes,) I was wrong. 

Again, I was wrong

 

あぁでも勘違いだった

また勘違いだったの

 

Life is lonely again 

And only last year everything seemed so sure

Now life is awful again 

A troughful of hearts could only be a bore

 

また孤独な暮らし ほんの1年前は

自信に満ち溢れていたのに

まだひどい人生に逆戻り

みんなから同情されても ただうんざり

 

A week in Paris might (will) ease the bite of it

All I care is to smile in spite of it 

I'll forget you I will 

While yet you are still

Burning inside my brain

 

1週間パリにでも行けば 気が晴れるかも

とにかく私は笑うことにしてる ツラくても

あなたを忘れるわ絶対に

まだあなたは

脳裏に焼き付いているけど

 

Romance is mush 

Stifling those who strive

I'll live a lush life

In some small dive

 

恋に生きるものは 溺れ苦しむの

私は飲んだくれて生きるわ

ちっぽけな酒場で

 

And there I'll be

While I rot with the rest 

Of those whose lives are lonely, too 

 

そして共に朽ちていくの

同じ孤独を抱える人たちと

 

 

 

※注∶ レディ・ガガが歌いますので女性目線の歌詞になっているようです。

 

 

 ✤* ✤* ✤* ✤* ✤* ✤*

 

 

 

1948年、初音源化(歌)

Nat King Coll(ナット・キング・コール)/"Lush Life"

 

Frank Sinatora(フランク・シナトラ)/"Lush Life"

 

Sarah Lois Vaughan(サラ・ボーン)1981年/"Lush Life"

 

ナット・キング・コールの娘

Natalie Cole(ナタリー・コール)/"Lush Lif

 

Queen Latifah(クィーン・ラティファ)/"Lush Life"

 ↑歌の最後はメロディーが独特ですね!

 

Lady Gaga(レディ・ガガ)/"Lush Life"

 ライブで最後、ガガ様泣きながら歌っています。それだけ淋しい切ない歌です。

 

11曲目"Lush Life" ソロ

 

Emmet Cohen(Piano)& Tyreek McDole(Vocals)/"Lush Life"

 ピアノが自然に溶け込んで心地よいです!

 

 

"Lush Life"他のアーティストのカバーもたくさん聴きました。その中でも個人的に気になったものを貼らせていただきました。

 

 

 

こちらにも"Lush Life"について分かりやすく紹介されている記事がありました。(ご参考までに)

   ↓

 

 

 

ネットで見る限り、多くのシンガーが歌っていますが、ピアノの弾き語りをしているのは、作者のビリー・ストレイホーンと藤井風さんだけで、他には誰もいらっしゃいません。

 

 ↑

【追記】

ごめんなさい、いらっしゃいました。

トニー・デセールさん(ピアニスト・歌手)

  ↓

 ピアノも歌声もスウィーティ!最後は溶ろけそうです。笑

 

 【訂正です】7/10

 ピアノは.Tedd Firthさんが弾いていました、確認不足でごめんなさい。

https://en.wikipedia.org/wiki/Tony_DeSare

 

 

 

 

もう一度聴きましょう!何度でも聴きましょう!!

 

 

Fujii Kaze/"Lush Life" in LA   2024/05/30 inLA

(勝手にシェアごめんなさい)

 

 

2024年USツアー4公演全てでパフォーマンスした"Lush Life"

風さんの意気込みと魂を感じるカバー曲でしたね。

 

それなのに、全く分かっていませんでした。

この曲がどんな曲なのかを。

 

でも知りたかったので、丁度調べようとしていた時に、

風チューバ―桜子さんのmayutomoチャンネルで配信を見ました。

 

これは、絶対見ないと損!

それほど貴重で素晴らしい解説になっています。必見です!

 

私の6/8の記事でも書かせていただきましたが、

NY在住のジャズシンガー・霧生ナブコさん登場です。

プロが見た生解説。

素人では分からないことをとても分かり易く教えてくださっています。

もしまだの方がいらっしゃったら、ぜひご視聴ください。

 

2024/06/30

 

 

2024/07/02

 

 

これほど貴重なインタビューと解説をシェアしてくださり、本当にありがとうございます。大切に何度も視聴させていただきます。

 

 

♪霧生ナブ子さんのnote

 

 

♪霧生ナブ子さんのYouTubeチャンネル(最近の動画)

https://youtu.be/pXP0FfwtuOE?si=vkX4sE05jMBaY0Sv

 

 

 

 

おふたりに感謝です。YouTubeで動画シェアしてくださる皆さまにも感謝いたします。ありがとうございました。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました照れ

 

 

PS: 

どこか間違いなどありましたらご指摘お願いいたします。

 

 

 

 

【追加】7/4 

きたかみさんが風さんの"Lush Life"を採譜してくださっています。

♪きたかみさんの弾き語りチャンネルより

 

きたかみさん、いつもありがとうございますお願い