お久しぶりです。
最後の更新の後、コロナ禍の中で自宅療養を続けていた夫ですが
先月、旅立ちました。
リハビリやその他の情報をブロガーの皆様から沢山頂戴し
とても役立ちました。
有難うございました。
多系統萎縮症の告知から6年。
がんの告知から4年。
がんの進行が多系統萎縮症のそれを追い越してしまいました。
この日が来るのは避けられないと告知の日から分かってはいたものの
心の準備などできるはずもないまま、ただその日が1日でも遅くなることを願って日々過ごしてきました。
しかしその甲斐なく、病状は進み遂に旅立ちの日が来てしまいました。
まだ実感が湧かないというのが正直なところです。
ついこの間まで普段の生活に当たり前にいた夫がおらず、この先もいないというのが信じられない。
これからは美味しさを分かち合うことも、楽しみを分かち合うこともできない…
生活のあらゆる場面で不在を思い知らされます。
でも、生き残った側の自分は生きていかなくてはならない。
悲しみに打ちひしがれている余裕はない。
倒れても誰も世話してくれる人もいない。
心身を整えて、歩き出さなくては。
友人がいろいろ話を聞いてくれて本当に助かったのだけれど
こういう話は聞く側にも負担かけるしあまり甘えてもいられない。
なのでブログに流していこうかなと思います。