つけめん桜の“桜つけめん“。
スープは完濁の茶色、液温熱め。
トロみ強めで濃密っちゃー濃厚、ただいびつに塩が強く酸味が強く、その一方で動物出汁が弱く、なんともコシが抜けた感じ。
中心にぽっかりと穴が空いてるような、焦点のハッキリしない味。
麺はビシッと締まりのある太麺。
張り詰めた緊張感のある素晴らしい麺。
・・なんだけど、そのアンバランスさが返ってスープとの不調和を生み、一緒にすするとスープの塩辛さとコシの弱さが余計に引き立つ。
チャーシューは1×2センチくらいのスモール肉が1個。
え?1個だけ?3個くらいはあるんでしょ?と思ってスープの底をさらいまくったけど、マジで1個。
味の方ももうひとつで、やけにスカスカしてて圧が弱い。
つけめんを看板にしている店のつけめん。
の割には、えらい練り込みが浅いんでないの?と言うのが正直な感想。
ぶっちゃけ試作段階のレベル。
もっとシリアスさのある味を期待してただけに残念。