金澤流麺 らーめん南 20180105-1
【アルケミスト百式<塩味> 980円】


 

福座で1杯引っかけ
駐車場でRA-KAMIさんにデザート(※注:ラーメン)食いにterraでも行くかい?と投げてみる。
が、しかし。
この日は金曜日、terra休みやぞと悲しい返答。

 

何しろ一杯目がとろとろ濃厚だったので、もう濃厚系や豚骨系は食いたくない。
だからterraのチョイスだったんだけど、残念ながら定休日。
他にあるこのあたりのお店って、どこも濃厚系ばっか。
一瞬桜三四郎が思い浮かんだけど、何となく気分が乗らない。

 

と言うことで、2杯目は諦めて解散。
家路に向かう。

 

の、途中。

 

気が変わる。(←!)

 

そーじゃ、アソコがあるじゃん。
そんな重くねーアノお店。

 

金澤流麺 らーめん南 20180105-2

 

って事で、らーめん南です。
牛骨ラーメンのお店。

 

店の前には黒板。
気まぐれメニュー”アルケミスト百式”の告知。

 

アルケミスト?
なんじゃそりゃ?
相変わらずネーミング飛んでるわー(笑)。

 

席に座ってそのアルケミスト百式をオーダー。
既にラーメン1杯+かきめし食ってお腹いっぱいですが。
なんとかそこは根性で、張り切っていただきます。

 

金澤流麺 らーめん南 20180105-3

 

スープは半濁の濃茶色。
液温熱め。

 

口当たり優しいタッチ。
構成としては牛骨よりも醤油のニュアンス方が強めで。
発酵大豆の香ばしさとカリっとした塩のミネラルが味をぎゅっと引き締める。

 

節が結構効いてますね。
乾いた魚肉の味が後からゆっくりと顔を出してきて。
そこにさらに硬質な煮干のフレーバーがふわんと重なる。

 

金澤流麺 らーめん南 20180105-4

 

麺は細麺。
メニューの説明書きによると「エモ麺」使用。

 

は?
エモ麺って何じゃ?

 

初めて聞く名前に困惑。
しばらく考えたけど何のことかサッパリ分からんので店主さんに聞いてみる。

 

大足:「ねー、エモ麺って何?」
店主:「エモーショナル麺です」
大足:「エモーショナル?何それ?」
店主:「お客さんにエモーショナルになって欲しい麺です」
大足:「エモーショナル・・・(謎)」
店主:「原料とかそんなんじゃなく、気持ちです」
大足:「気持ちですか・・・(やっぱ謎)」

 

はい。
聞いたわたしがバカでした・・・(涙目)。

 

 

そのエモ麺。
なんか自家製麺らしいけど、結構特長的。
小麦感むんむんというよりは、ちょっと和蕎麦に似た食味。
味・触感に若干のザラつきがあり、コシは弱め。
粘り豊かで、後味のキレがすぱっとシャープ。

 

なるほど。
エモーショナルだ(笑)。

 

金澤流麺 らーめん南 20180105-5

 

チャーシューは2種。
まずは鶏。

 

質感みち~っと柔らか。
包み込むように歯を受け止め、豊かな肉汁がどっと湧き出す。
皮もぷるぷるしててジューシーで。
さっぱりとした鶏の味わいが贅沢にあふれ返る。

 

金澤流麺 らーめん南 20180105-6

 

チャーシューその2、豚×2枚。
見ての通りのレア仕立て。

 

これまたジューシー。
みずみずしい肉汁がじゃっと舌を濡らし。
レア感満点の純粋さで口の中を洗い上げる。

 

食感もいいですね。
むちむちと歯を包んで。
噛むごとにねっとり柔らかく押し返す。


 

終丼。


 

らーめん南の”アルケミスト百式”。
お値段980円と少々お高めですが。
それに十分見合うクオリティ、パフォーマンス。
そして謎。
なんか色んな意味で面白い一杯でした。

 

金澤流麺 らーめん南 20180105-7

 

ごちそうさま。

 

 

[ 金澤流麺 らーめん南 店舗情報 ]

〒921-8805
石川県野々市市稲荷4-85
TEL:070-3524-0947
URL:http://igazo.jp/category/minaminho/

 


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