「午前中は大荒れに…」
昨日はそんなことを天気予報で言っていました。
新学期早々大荒れなんて…と思いましたが、朝はそこまでではなく、普通の雨って感じで安心しました。
が、10時半を過ぎた頃でしょうか、だんだん雨が強くなり風が強くなり…。
窓に打ち付ける雨。ゴーゴーと音を立てる風。
子供たちはまだ帰宅する時間じゃないから、今のところは大丈夫だとして、子供たちよりちょっと気になることが。
最近隣の家が自転車置き場を設置したんです。
それが車庫ではなくて、フレームに布を張ったテント型。
数週間前に設置していて地面に打ち付けている様子はチラっと見ました。
でも、この地域の立地。周りに建物が少ないから風が吹くとすごいんですよ。
隣の家があっても密集してる感じではないから風を遮ってくれるって感じではないんですよ。
この冬は近所の古い建物の外壁が吹っ飛ぶくらい、異様に風が強い時が多かったし、「あれ風吹いたら大丈夫かね…」と夫と以前話していたんです。
そしたら、強い風の音とともになんか変な音が聞こえました。
気になって外を見てみると、案の定。
地面から杭が完全に引っこ抜けて、テントがひっくり返って転がっています
強い風を受けてあっちにズリズリこっちにズリズリ、風にあおられ回転…。
人の家のことだしあんまり勝手に手出したくないんだけど、このままではウチの家や車に飛んでくるかもしれないし、他のお宅や車にも直撃しかねない
路上に出て車にぶつかったり、事故にでもなったりしたらご近所内の被害じゃ済まないし、田畑が広がる地域に飛んだら、建物はないけど引っかかる場所もないのでとんでもないところまで飛んで行ってしまいそうでした。
お隣は明らかに不在。
夫に「隣がやばい!」と伝え、傘をさして外に出たのですが、台風のよう
とりあえず吹き飛ばないようにフレームをつかんだのは良いが、「どうするこれ!?」
杭を打ってもこの風ではまた飛ぶ。
フェンスにくくりつける?でもそんな紐ある?何か重いもの、タイヤとか乗せとく?
「とりあえず支えてるからなんか持ってきて!」と一旦夫が家に戻る。
テントは横倒しの状態。
こう立ってたのが「∩(テント)」
こうなって「⊂」
こう「⊂←風」
そうなったらどうなるかって
⊂ ≡≡≡3
こうですよね(なんちゅう図解)
強風が吹き、結構な力でズズズと持っていかれました。
「ぃやぁぁぁぁぁぁ!やばーーーーい!!」
と叫びながら吹き飛ばないように一人で必死にこらえる。
夫が戻ってくるが、よく見るとフレーム一部破損。
もう布が張ってある状態では風を受けてしまってダメだということで、布を外すことにしたのだが、一人で押さえていても吹き飛びそうな状態なので、一瞬私は家に戻り実家に電話し父親に助けを求める!(目の前なのですぐ来る)
最初は傘をさしていましたが、もう傘なんてさしてらんないわ!とずぶ濡れで作業。
細かいパーツは外し(というかボロボロと外れてきちゃった)メインのフレームだけにして、杭を地面に刺しました。(地面がぜんぜん固くない…。)
フレームはかなり軽く、布をとればスカスカで風がすり抜けていくわけで、その後は吹き飛ばずに立っていました。
戦い終了私たちずぶ濡れです。。。
洗濯機2回回して終わったのにまた洗濯よ。
隣のお母さんとは子供の関係で知り合いなので、昼前に連絡入れておきましたが全然既読にならず、お仕事だからまぁしょうがないとは思いつつ、夜になってやっと返信が来ました。
「お手数かけて申し訳ありません。確認します。」
んーん-ん-
なんだろうな…。
あの身の危険も感じるほどの壮絶な戦いに対する返信のあっさり感にモヤる(笑)
もう「お手数」ってレベルじゃないんすよねー。。。
どちらかと言えば「ご迷惑おかけして…」だろ。
まぁまぁ、そこはね、現場を見てたわけじゃないしね、私も「こんなに大変だったんですからね!!」っていう内容を送っているわけじゃないからいいんだけどさ!
「お隣のことだから」と放置しておいたっていいわけで、おせっかいで勝手にやったんだからいいんだけどさ!
普段から業務メールみたいな書き方の人だから返信も想定内なんだけどさ!
さーーーーーっっっっ!!
とにかく被害はなくて良かったです。
あー壮絶だった