あなたのお子さんの苦手意識は「洗脳」なのです | 中学受験合格の伝道師 ミスター・ツカムブログ

あなたのお子さんの苦手意識は「洗脳」なのです

あなたのお子さんの苦手意識は「洗脳」なのです


この秋の期間に
苦手科目を克服しよう。
…と計画を立てていらっしゃる方は多いと思います。


がむしゃらに苦手科目の学習時間を増やす前に、
振り返ってほしいことがあります。




それは、

●「算数の文章題苦手なんだよね」とか

●「あなた、そそっかしいから計算間違いが多いんだから」

…などど言ってません?



その言葉に洗脳されていますよ。



「言葉」の話です。。
 

この「言葉」に関しては、
何度も強調しても足りないぐらい重要です。





●言葉は言霊(ことだま)

…だっていうことは、ずっと言い続けていますよね。

 



発する言葉には「波動」があって、
その波動と同じものを引き寄せるんです。



ですから心で「辛い」と感じても、
言葉で「辛い」と言っちゃあダメです。


より「辛い」現象があなたに近づいてきます。

 


でも、辛いものは辛いと言うじゃない
…そう思う氣持ちごもっともです。



 
では、、、こんな話はどうでしょう。

 

日本を代表する製鉄会社の話です。

ここの工場内は、上司や部下、知り合いと出会った時は、
「ご安全に!」…という言葉を投げかけるそうです。
面白いですよね。


 

いや、この言葉にピーーン「なるほど」と思った人は、
かなりの「言葉の達人」ですよ。

 

普通だと工場内は危険があるので「事故に氣をつけてね」
…というような挨拶になります。


でも、
この製鉄会社は言葉の達人というか「脳の構造」をよく理解しています。


★「欲しくない結果の否定形」でいうと逆効果になる…んです。


「事故を起こさないように氣をつけてね」
    ↓
「事故(欲しくない結果)を起こすな(否定)、だから氣をつけて」
 
 
 
このように言われると、
まず「事故を起こしているイメージ」が
先に脳にイメージされますよね。

 
そしてそれにフォーカスされてしまいます。
事故が起こりやすくなります。


言葉って恐ろしいですね。


少し話はずれますが、
「交通安全の御守り」ってありますね。

 
クルマの中にその御守りがいくつぶら下っているか?
それと事故にあう関係を調べた人がいたそうです。

   

 
結果は?
→ 御守りの数が多いほど、事故に遭う数も多かった。

 
「ぞぞーーーっ」


たくさんぶら下げるということは、
それだけ「事故」を意識している。
フォーカスって恐ろしいですね。


また別の話。


歩き始めて間もない幼児が、
「飲み物の入ったコップ」を持って歩こうとしています。


お母さんは、
コップの中の飲み物がこぼれるのを心配してこう言います。

「こぼさないようにね」

子供は案の定、こぼしてしまいます。



お母さんは「ホラ!言わんこっちゃない!」
…だから言わない方がいいのです(笑)。


子供は素直だから、
「こぼす」ことに敏感にフォーカスしてしまいます。

もし、こぼされたくないのなら 
「まっすぐ歩いてきなさい」ですね。


ほんの小さなお子さんでも立派に「フォーカス」できています。


●言葉には氣をつけましょうね。


さてさて、
ここまでお話したらカンの良い方は氣づきましたね。



お子さんに対する言葉。

 
「計算間違いしないようにね」 → 「計算間違い」がインプット

「焦らないでやるのよ」 → 「焦るイメージ」がインプット

「苦手な科目は努力しなくっちゃあ」 → 「苦手な嫌なイメージ」が大増殖!!


 
こうやって冷静に考えている時は「そうそう!」と頷きます。

しかし、
現場(笑)に出るとイライラして、つい出てしまいますね。



だから普段から、言葉に出して練習してください。

 
「落ち着いたら出来るからね」
「計算はゆっくり丁寧にね」
「あと10点増えたら、もう得意科目に入るね」


   

これは、たゆまない訓練が必要ですよ。

すべてのお子さんには、才能が溢れていると信じている、
ミスター・ツカムからのお願いです(笑)