フランス婚 | 目からウロコの異文化交流

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―日本語教師のつれづれ日記―

先日フランスのVさんと、父、母、夫、妻などの家族の名称を 勉強していたときのこと。

 
どうもとか主人と言うのをためらっている様子、んはてなマーク
ここでVさん「実は私、結婚していないんです」
 
おお、話には聞いたことがあるけど、正にフランス婚ですね。
籍を入れない、いわゆる事実婚です。
 
マクロン大統領はじめ、フランスではこんなカップルが多いと聞いたことがあります。
ゴクミこと後藤久美子もアレジ氏との間に子どもが3人もいるのに事実婚ですよね。
 
日本では事実婚で生まれた子どもは、非嫡出子とか婚外子とか言われ、法律で守られていないイメージです。
社会の差別偏見により進学や就職などで不利になることもあるかもしれません。
 
けれどもフランスでは事実婚であろうが戸籍上の夫婦であろうが、あまり変わらないらしい。
手当や税金に関しても、子どもが保育園に入るときも関係ないとか。
 
社会全体が事実婚をきちんと認めているんですね。
そもそもVさんが結婚していると私が思い込んだのは、派遣会社からレッスンの依頼が来た時点。
 
VさんのパートナーのAさんはスイスのP社にお勤めです。
そのAさんとspouse(配偶者)の日本語のレッスン代はP社によって支払われます。
 
VさんはAさんの配偶者として登録されていたので、てっきりAさんの奥さんだと思ってしまいました。
でも、Vさんは日本風に言えば内縁の妻ということになります。
 
来日前から同じ屋根の下に住んで夫婦同然だから戸籍上どうあれ、P社の福利厚生の恩恵にあずかれるんですね。
日本の会社だとこうはいかないでしょうね。
 
フランスに事実婚が多いのは、カトリック教徒は離婚するのが難しいという背景もあるんでしょうか。
これって、考え過ぎかな。
 
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