語学センス | 目からウロコの異文化交流

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―日本語教師のつれづれ日記―


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日本語教師をやっていて、とんでもなく語学センスのいい生徒さんにたまに出会います。

 

ゼロ初級から始めて、みるみる上達していきます。

今、教えているシンガポールのDさんがまさにそう。

 

初級なので既習の語彙や表現はかなり限定されます。

それでも、持てる知識を総動員してコミュニケーションできるところがすごい合格

 

先日のレッスンでDさんから質問がありました。

「日本語でDietは何ですか?」

 

発音こそ少々違うものの、Dietが日本語でダイエットだと知ると、Dさん大喜びウインク

こういう英語由来の外来語は覚えやすいので。

 

「〜ています」の文型は未習のため「今、ダイエット中です」を教えました。

中国系なので漢字の意味は理解できます。

 

聞けば、毎朝出勤前に近所を20分ほどウォーキングしたりランニングしたり。

食事はなるべく炭水化物を摂らないように気をつけているとのこと。

 

悩ましいのは外食するとき。

Dさんの好物はマグロ丼、昼食でよく食べるそうです。

 

「そんなときダイエットはお休みですか?それともご飯を残しますか?」と聞くと

「いいえ。『ご飯 3分の1でお願いします』と店の人に言います」(←すべて日本語で)

 

す、すごい、ちゃんと通じるじゃないの!!

初級前半のそのまた前半で、この応用力です。

 

知っている語彙と文型を上手く組み合わせて、自分の意思をキチンと伝えています。

成功体験を積み重ねることで日本語を話すことが楽しくなって上達します。

 

言葉はコミュニケーションの道具、使ってナンボのものです。

レッスンで覚えた表現を生活の中でどんどん使うように生徒さんには伝えています。

 

Dさんのように抜群の語学センスを持っている生徒さんばかりではありません。

個々の能力を引き出しながら、テキストに頼りすぎず、生活に根ざした日本語を教えていかなければ。

 

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