１０月になると、この花を見たくなります。
秋の七草の一員で、キク科の多年生植物です。
花の色が藤色（ふじいろ）で、
花弁が袴（はかま）の形のようであることから、
この名前が付いたようです。
万葉集、源氏物語や、和歌にもたびたび登場するほど、
昔から日本では愛着のある花の一種です。
しかし、残念ながら、環境省レッドリストでは、
準絶滅危惧種に指定されています。
花は、見た目薄ピンクがかっていて、
おしべがとても特徴的です。
近づいて、においをかいでみると、
うっすらと甘～い香りがして、
楽しませてくれます。
河原に自生するのですが、
今は少ないようです。
水元公園では、さくら堤で見られます。
written by I