明け方まで雨が残っていましたが、
開始時間の10時には、暑いぐらいの晴天となり、
参加者は少人数でしたが、井上講師のもと、
とても楽しく、新緑の水元公園の自然を満喫した
ネイチャーゲームの会となりました。
はじめに、井上講師の挨拶からスタート。
すぐに、室内から気持ちの良いフィールドに出てゲームを開始。
皆で手をつないで手を握り合うゲームや
ジャンケンでのゲームを楽しみました。
そして、次にいよいよネイチャーゲーム「コウモリとガ」です。
コウモリ役とガ役とカベ役に分かれ、
コウモリ役は目隠しをして、ガの声に反応して捕まえるゲーム。
本当のコウモリも目が見えず、
餌を捕まえる時にコウモリは
自ら発した超音波などの反射音を立体的に見て物を判断します。
このゲームを行いながら、自然の仕組みを体感できます。
子ども達も親も今回はスタッフも、
交代をしながら楽しみました。
コウモリもガも必死に動いてかなりの運動量になりました。
コウモリとガのゲームを終え、
子ども達にコウモリの生態について写真を見せながら
井上講師が説明をしてくれました。
次は、フィールドビンゴゲーム。
グループに分かれて、
カードにある、鳥の声や良いにおいの物や木の実、穴のあいた物など、
カードの指示の自然物を探します。
触れたりにおいを嗅いだりグループ皆で
五感を十分に働かせてカードの指示全てを探します。
カードの全部の自然物を見つけられたグループや
1つ2つ見つけられなかったグループもあり、
たくさん歩きまわっていっぱい自然を感じることができました。
最後は、自然物を使った遊びです。
オオバコの茎を使った、ひっぱり相撲。
また、タンポポ茎の草笛、
さらに、カラスノエンドウでも同様に草笛ができます。
井上講師から、
子ども達や参加の親子に草笛の作り方や鳴らし方を
丁寧に教えてもらいました。
はじめての子ども達も、草笛が鳴ると嬉しくて、
とても誇らしげに草笛を鳴らし合っていました。
まとめに、講師の井上先生から、
「今は自然と関わる機会が少ない、ネイチャーゲーム遊びなどをとおして、
五感を働かせて自然を感じ、自然を体験し、
自然を大切にできる子(人)になってほしい」
との講評を伺いました。
また、参加者のお父さん、お母さんからも、
「親でもなかなか自然の遊びを教えてあげられない。
学校でも自然と触れ合う機会が少ないので、
今回はとても良い体験になりました。
これからも、自然の遊びをたくさん経験させてあげたい」
との感想をいただきました。
体を使って遊んだり、草笛など楽しく、
自然の中は気持ちが良いとのアンケートもいただきました。
ご参加の皆さん、ありがとうございました。
◇日時:2013年5月12日(日) 午前10時~12時
◇場所:都立水元公園 水生植物センター(水産試験場跡地)周辺
◇主任講師:井上満氏(ネイチャーゲームトレーナー)
◇講師:藤並 剛氏(ネイチャーゲームインストラクター)
◇メジロの会スタッフ:4名
◇参加者:親子7名
記録:メジロの会 二瓶