ポルシェ マカンにDynaudio 3WAYをインストール!Dirac Liveで仕上げたハイレゾシステムが想像以上でした。

 

こんにちは。
Meister(マイスター)の佐藤です。

 

今回はポルシェ マカンへオーディオシステムを製作させていただきました。

 

お客様は以前、ノアでカーオーディオを楽しまれていましたが、お車の乗り換えを機にシステムを一新。

 

目指したのは、

 

「ハイレゾ音源の魅力を余すことなく楽しめるシステム」

 

です。

 


今回のシステム

今回採用したシステムはこちらです。

 

・FiiO M27 ハイレゾプレーヤー

 

・REXAT AT-RX91 光デジタルケーブル

 

・miniDSP C-DSP 8×12 DL(Dirac Live搭載DSP)

 

・QuatroRigo Precision One(ツィーター用)

 

・QuatroRigo Precision Two(ミッドレンジ用)

 

・QuatroRigo Precision Two(ドアウーファー用)

 

・PHASE モガミスペシャル(サブウーファー用)

 

・Dynaudio MD-102 ツィーター

 

・Dynaudio MF-171Mk2 ミッドレンジ

 

・Dynaudio MW172 ドアウーファー

 

・Dynaudio ESOsub9 サブウーファー(専用エンクロージャー)

 

プレーヤーからDSPまではREXAT AT-RX91光デジタルケーブルで接続。

 

ハイレゾ音源をデジタルのままminiDSPへ入力し、音楽が持つ情報量や空気感をできる限り損なわず伝送しています。

 


以前のシステム

以前ノアで使用されていたシステムは、

 

・DENON CDプレーヤー

 

・SAIACO HSA-300 DSPアンプ

 

・QuatroRigo Precision One

 

・PHASE モガミスペシャル

 

・BEWITH Reference AM 2WAY

 

十分に完成度の高いシステムでしたが、今回は車両の乗り換えを機にプレーヤーからスピーカーまで大幅に見直し。

 

新たなシステムで、さらに音楽への没入感を追求しました。

 


Aピラーは完全ワンオフ製作

 

今回一番目を引くのが、このAピラーです。

 

Dynaudio MD-102とMF-171Mk2を最適な角度へ配置するため、一から製作しました。

 

音場の広さや定位だけでなく、純正インテリアとの一体感も大切にしています。

 

納車時、お客様も開口一番、

 

「このピラー凄いですね。」

 

と、じっくり眺められていました。

 

見た目のインパクトだけではなく、音のために考え抜いた角度とレイアウトです。

 


ラゲッジも実用性を犠牲にしません

 

ラゲッジにはDynaudio ESOsub9を専用エンクロージャーへ収納。

 

普段はボードを閉じれば純正同様にフラットな荷室として使用できます。

 

ボードを開けるとサブウーファーが姿を現し、その下にはDSPとアンプ類を美しくレイアウト。

 

見た目だけではなく、配線の取り回しやメンテナンス性まで考えながら製作しています。

 


ハイレゾの情報をそのまま届けるために

今回のシステムの要となるのがFiiO M27。

 

ハイレゾ音源を快適に楽しめるだけではなく、その音質の高さも魅力です。

 

そしてプレーヤーからDSPまでは、REXAT AT-RX91光デジタルケーブルを採用。

 

デジタル信号をそのままminiDSPへ伝送することで、ハイレゾ音源が持つ情報量や空気感、微細なニュアンスまで余すことなく再現しています。

 

デジタル接続だからどれも同じと思われがちですが、こうした部分も最終的な音の質感に影響してきます。

 


Dirac Liveは「最後の仕上げ」

 

最近話題になることも多いDirac Live。

 

非常に優秀な補正システムですが、

 

Diracだけで音が完成するわけではありません。

 

Meisterではまず、

 

IIRフィルターを使用し、

 

・クロスオーバー

・タイムアライメント

・パラメトリックEQ

 

これらを細かく調整し、まずは耳で十分満足できるレベルまで音を仕上げます。

 

その状態を土台にしてからDirac Liveを測定・補正。

 

こうすることでDiracの補正量を最小限に抑えることができ、DSPによる補正の副作用も少なくなります。

 

結果として、

 

音楽の鮮度を損なうことなく、

 

自然な定位と立体感を両立した音場を作ることができます。

 

Dirac Liveは音を作るためではなく、

 

最後の数%を磨き上げるための仕上げ。

 

そんな考え方で調整しています。

 


数字ではなく、音楽で決める

今回もクロスオーバーは何度も聴き比べを行いました。

 

最近はツィーターのクロスオーバーを低めに設定するセッティングも多く見られます。

 

しかし実際にこのシステムでは、無理にクロスを下げるよりも、それぞれのユニットが一番自然に鳴るポイントを選択。

 

スペックや流行ではなく、

 

「この車、この取付、このユニットで一番音楽が気持ち良く聴こえるポイント」

 

を探しながら仕上げています。

 


そして納車

作業が終わり、いつもの試聴曲を再生。

 

一曲目が始まると、お客様から最初に出た言葉は、

 

「今までのシステムと全然違う音がしますね。」

 

以前のノアでも十分満足されていたシステムでしたが、その違いはすぐに感じていただけたようです。

 

続いて、

 

「ハイレゾだけあって全然違いますね。」

 

さらに、

 

「おおお、すごい。」

 

そしてボーカルが歌い始めると、

 

「ボーカルの厚みが凄い。」

 

そんな言葉が自然とこぼれます。

 


サブウーファーは目立たない。でも無いと困る。

今回のサブウーファーは、

 

ドンドン鳴らすようなセッティングではありません。

 

フロントスピーカーへ自然につながり、

 

存在を感じさせないほど自然に溶け込むよう調整しています。

 

それでもお客様はすぐに違いを感じられ、

 

「やっぱりサブウーハー入れると全然違いますね。」

 

と笑顔。

 

低音だけではなく、

 

ボーカルの厚み、

 

ステージのスケール感、

 

音楽全体の安定感。

 

そのすべてをサブウーファーが土台として支えています。

 

試聴中は終始にこやかな表情で、

 

曲が変わるたびに

 

「おぉ。」

 

「すごい。」

 

そんな言葉が自然と出てくる様子からも、今回のシステムを気に入っていただけたことが伝わってきました。

 

製作したピラーをご覧になり、

 

「凄いですね。」

 

と感心されていた姿も印象的でした。

 


まとめ

今回、お客様からいただいた

 

「今までのシステムと全然違う音ですね。」

 

という第一声が、このシステムの完成度を物語っていました。

 

カーオーディオは、高価な機材を組み合わせれば良い音になるものではありません。

 

一台一台の車に合わせた取付。

 

各ユニットが最も自然に鳴るクロスオーバーやタイムアライメント。

 

そして耳で追い込んだ土台の上にDirac Liveで最後の仕上げを行う。

 

そうした積み重ねが、音楽に感動できる一台を作り上げます。

 

試聴中、お客様の笑顔がどんどん増えていく様子を見て、私もとても嬉しくなりました。

 

これからも、このマカンでお気に入りの音楽をたくさん楽しんでいただけたらと思います。

 

この度はご依頼いただき、ありがとうございました。


 

【施工車両】
ポルシェ マカン(2017年式)

【システム構成】
3WAY+サブウーファー/DSPマルチ

【ソース】
FiiO M27 ハイレゾプレーヤー

【DSP】
miniDSP C-DSP 8×12 DL(Dirac Live搭載)

【施工内容】
Aピラーワンオフ製作

インナーバッフル製作
アンプラック製作
DSPセッティング・Dirac Live調整

 

【施工店】
Meister 安城店(愛知県安城市)
カーオーディオ・DSP・スピーカー交換・ワンオフ加工