こんにちは、カーオーディオ&セキュリティ マイスターの佐藤です。
今回はハイエースへ、
・DSP導入
・スピーカー交換
・デッドニング
・バッ直施工
・スピーカーケーブル施工
を行わせていただきました。
今回お客様から最初にご相談いただいたのは、
「ハイエースでもいい音になりますか?」
という内容でした。
実はハイエースは、
カーオーディオ的にはなかなか難しい車でもあります。
その理由の一つが、
ドアウーハーの取付位置。
一般的な乗用車よりかなり低い位置にスピーカーが装着されているため、
通常の2WAY構成ではボーカル帯域の情報量が不足しやすく、
音場や定位が崩れやすい傾向があります。
「音が下から鳴っている感じ」
「ボーカルが前に出てこない」
「音像がまとまらない」
と感じる方も少なくありません。
本来、こういった車両では3WAY化が非常に効果的です。
ミッドレンジを追加することで、
ボーカル帯域の情報量や定位感を大きく改善できるため、
ハイエースとの相性も非常に良い組み合わせになります。
ただし一般的な3WAYシステムは、
・加工費
・DSPチャンネル数
・アンプ数
などが増えるため、
どうしても高額になりやすい部分もあります。
そこで今回は、
カロッツェリア TS-Z900PRSをご提案させていただきました。
TS-Z900PRSは、
比較的コストを抑えながらも、
3WAY的な表現力や情報量を感じやすいスピーカーです。
特にハイエースのような車両では、
中高域の表現力や音場感の作りやすさもあり、
非常に相性の良いモデルだと思います。
さらに今回はDSPに
Audison AF C8.14bitを使用。
もちろんHSA-300.31PROでも十分対応可能な内容ではありましたが、
ハイエース特有のロードノイズ環境を考慮し、
「より元気よく」
「より余裕感を持って」
鳴らせる方向を狙い、
Audisonを選択しました。
さらにブリッジ接続を使用し、
駆動力にも余裕を持たせています。
今回の音作りとしては、
・濃密な低音
・厚み
・躍動感
・音楽を聴いていて楽しい感覚
を重視。
解析的すぎる音ではなく、
思わず音量を上げたくなるような、
音楽の楽しさを感じられる方向へ仕上げました。
そして納車時。
音が鳴った瞬間、
「おーーー、わはははは!」
と、
かなり楽しそうなリアクションをいただきました(笑)
カーオーディオは、
単純に高額なシステムを組めば良くなるわけではありません。
大切なのは、
その車種が持つ特性を理解し、
その車に合った提案や調整を行うこと。
今回のハイエースも、
まさに“車種特性に合わせた音作り”の一台となりました。
ありがとうございました。





