ランクル70の音がここまで変わる?外部DSPなしで仕上げた結果「これ、よくないんですか?」


今回ご紹介するのは、ランドクルーザー70の音質改善。

 

納車時、最初に聴いていただいたのは
井筒香奈江「どこか~窓の向こうに~」。

 

ピアノとベースの静かなイントロから始まり、
あの独特な歌声が乗った瞬間――

 

お客様は自然と、
フロントガラスの中央あたりを見つめていました。

 

音が“そこ”から聞こえているからです。

 


そして一言。

 

「これ、よくないんですか?」

 


 

今回使用したスピーカーは、
決して高価なものではありません。

 

 

フロントスピーカーは1万円未満。
リアやサブウーファーも特別高級ではありません。

 

それでも、

 

・ボーカルはダッシュ中央から
・ベースも同じ位置から自然に聞こえる

 

そんな音に仕上げています。

 


 

「どこから歌っているように聞こえますか?」

 

そう聞くと、

 

「この辺りですかね(ダッシュ中央)」と。

 


 

音は調整で、ここまで変えられます。

 


最終的に、セキュリティ、デジタルインナーミラーなど含めて約78万円。

 

決して安くはありません。

 

それでも最後にいただいた言葉は

 

「やってもらって良かったです」


 

さらに、

 

以前乗っていた車の、純正ロックフォード仕様よりも良い、と。

 


 

細かい部分まで丁寧に施工してきた結果が、
しっかり音に出たと思います。

 


 

音は変えられます。
そして、聴こえ方も変わります。

 


 詳しくは下のページをご覧ください


佐藤の調整記録|ランクル70編 外部DSPなしでここまで仕上げた実例

 

こんにちは、マイスターの佐藤です。

 

今回はランドクルーザー70にお乗りのお客様からのご依頼です。

 

■ 今回のご相談内容

 

・エンジンスターター付きのセキュリティを付けたい
・ナビレスなのでディスプレイオーディオを入れたい
・せっかくならスピーカーも交換したい
・前後ドラレコも欲しい
・ルームミラーだと見づらいのでデジタルミラーも気になる

 

トータルで快適にしたいというご相談でした。

 

今回は「佐藤の調整記録」として、実際のセッティング内容も含めてご紹介します。

 

■ 構成の決定

 

今回選んだのは カロッツェリアの AVIC-RF722-DC 。

 

調整機能がしっかりしているモデルで、

音作りの自由度も高いのがポイントです。

 

Wi-Fiモデルなので、

YouTubeなども快適に楽しめます。

 

■ スピーカー構成と低音対策

 

今回使用したスピーカーは、

決して高価なものではありません。

フロントは10cmスピーカー。
ドアには17cmスピーカー。
そして助手席下にサブウーファー。

シンプルな構成です。

ただランドクルーザー70は、
フロントが10cmのため低域が不足しやすく、

そのままだとどうしても音が軽くなります。

そこでサブウーファーを追加しています。

ここで重要なのは、

ドコドコ鳴らす低音ではなく、
自然に繋がる低音に仕上げることです。

 

■ 調整の考え方

 

今回の調整は、
フロントスピーカーを基準にしています。

そこにサブウーファーとリアスピーカーを合わせていき、
全体のバランスを整えています。

 

■ タイムアライメント調整

 

最終的には数値ではなく、音で合わせています。

ボーカルの位置は、
運転席正面より少し左、
フロントガラス付近に設定しました。


これは、
各スピーカーの音が一番自然に揃う位置です。

無理に中央に合わせると、

音が薄くなったり、
低域がぼやけたりするため、

今回は「自然に聞こえる位置」を優先しています。

■ クロスオーバー設定

・フロント:125Hz
・リア:80Hz
・サブ:80Hz
(すべて18dB)

それぞれのスピーカーに役割を持たせることで、

低音の厚みと、
全体の繋がりを両立させています。

■ リアスピーカーの使い方

 

リアスピーカーは後ろで鳴らさず、

 

前に音を乗せるために使います。

 

これにより、

 

音の厚みや空気感、

 

自然な広がりが生まれます。

 

■ EQ調整

測定(RTA)と試聴を繰り返しながら、

・高域の強さを整え
・中低域に厚みを加え
・全体のバランスを調整

聴き疲れしない音に仕上げています。

 

■ 最終的な仕上がり


ボーカルは前方にしっかり定位し、

フロントガラス付近に
自然な高さで音場が広がります。

低域は締まりつつも厚みがあり、

全体として、
長時間聴いても疲れないバランスに仕上がりました。

外部DSPを使わなくても、

ナビ内蔵の調整機能で
ここまで仕上げることは可能です。

 

■ まとめ


カーオーディオは、
機材だけで決まるものではありません。

調整によって、
ここまで変わります。

DSPを使えばさらに上はありますが、

今回のように、
まずはここまで仕上げるという選択も
十分価値があります。

 

■ マイスターから

音を良くしたいけど、
大掛かりなシステムまではちょっと…

という方も多いと思います。

そういったご相談にも対応していますので、

お気軽にお問い合わせください。

安城・一宮で施工可能です。