金額間違いあったのでこっそり修正…教えてくださった方、ありがとうございます✨


これから引越しシーズンですが…

新たな賃貸に引っ越すことになる方には、

入居前の部屋の状態をしっかり写真に撮っておく

ことをお勧めします。

 

また、退去される方については、

・引越しした後の部屋の状態をしっかり確認する

・クロスや床等にキズがある場合、自分たちがつけた傷なのか、入居前からついていた傷なのかを説明できるようにしておく

・管理会社の退室点検にはできるだけ立ち会う

・退去後に状態を確認できるように、写真を残しておく

ことをお勧めします。

あと、防御策として原状回復のガイドラインに関する本を図書館等で借りておいて、立ち合いの人に見えるように持っておくのもオススメw

※原状回復のガイドラインとは、退去時のトラブルを防ぐために国土交通省が過去の判例などをもとに取りまとめたものです。

↓国交省のガイドラインのリンクです。

 

 

最近は悪徳なことをする管理会社はいない、と信じたいのですが…。

みなさんの引越しの様子をブログで見ていて、思い出すのは13年前に引越したときに我が家に起こったトラブル。

(書いててめっちゃ長くなりました。お時間ある方、お付き合いください。)

夫と入籍するタイミングで契約した賃貸マンションは2年契約で、1年11カ月で退去しました。

 

退室点検の日は仕事を休ん立ち会いました。

退室点検前に部屋の隅々までピカピカに磨き上げ、入居前からはがれかけていたクロスも補修しておきました。

床の傷も、目立たないように補修。

ふたりとも煙草を吸わないので、クロスも経年劣化の黄ばみが目立つけど私たちがつけた汚れはなし。

退室点検の際に立ち会った管理会社の社員さんにも、

「ここまで退去時きれいな入居者さんは珍しいです。」とほめていただいていました。

指摘事項は一切ありませんでした。

 

でも…。

2週間後、敷金精算の通知が届き、追加で7万円請求されました真顔

……は?真顔

明細も一切なかったので、管理会社には追加金の明細と根拠を書面で通知いただくよう連絡したところ、

部屋のクロスを全面張替えした分と、フローリングの張替えをした分が全部入居者負担になっていました。

 

入居時敷金として50万円あずけていて、そのうち敷引が35万円設定されていました。

この敷引というのは関西独特の習慣で、敷金のうちこの金額は何があっても返還しませんよ、という性格のものです。

敷引の中で、修繕にかかる費用などが賄われることになります。

なので、夫とは

「契約だから敷引部分は諦めるとして、15万円返ってきたら新居の家具買おうねルンルン

って話していました。

 

なのに追加で7万円請求。

入居期間は1年11カ月。

ありえない金額です。

 

わたし、短い期間だけですが賃貸不動産管理会社に勤務してました。

実際の退去精算とかにはかかわっていなかったけど、原状回復のガイドラインの内容は知っていました。

 

ガイドラインからの抜粋になりますが、

「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」

⇒ 原状回復は、賃借人が借りた当時の状態に戻すことではない

いうことが明記されています。

 

 

とりあえず管理会社には

・金額に納得がいかないので払えない。

・入居者に落ち度があるというのであれば双方が立ち会った退室点検時になぜ指摘がなかったのか

・こちらの落ち度があるということであれば、該当箇所を指摘いただいて納得がいけば精算に応じる

ということを伝え、ガイドラインの写しと、入居前にとっておいた室内写真をプリントアウトしたものを郵送して確認してもらうよう伝えました。

管理会社の社員さんからは、

「オーナーから入居者に負担してもらえって言われているんですよ。」なんて納得のいかない回答もありました。

私が請求されたクロスとフローリングの張替えは、経年劣化に伴うものでした。

なので本来は家主が負担する項目です。

 

もう怒ったパンチ!むかっ

 

回答に納得いかなかったので、管理会社には、

「ガイドラインに反する請求金額には納得いきません。このような無茶苦茶なことをされるのであれば、

契約として納得するつもりだった敷引部分についても返還を求めます。」

と連絡。

過去の判例で敷引部分が無効であると判例がでているケースをも調べていたので、

場合によっては少額訴訟も検討することを伝えました。

 

1カ月ほど管理会社といろいろやり取りしました。

結果としては、敷金は退去時のクリーニング費用3万円を差し引いて47万円返還することで合意。

敷引部分も返還いただくことになりました。

 

管理会社の社員さんから、最終的にはご心労をおかけしてすいませんでしたとお詫びがあったので救われましたが。

退室費用請求額が、当初57万円から3万円に激減キラキラわーい音譜

…いや、最初が吹っ掛けすぎやからムカムカ

退去してから5カ月後に、やっと敷金精算金として47万円が返還されました。

 

今思い出しても腹が立つ退室トラブルでした。過去4回賃貸住宅から退去していますが、こんなのは1回のみです。

 

 

ちなみに、返還されたお金はすべて家具に化けましたw

その家具たちは、次の新居にも一緒にお引越し予定です♡