ヨガをやっていますと、しばしばチャクラという言葉を耳にします。神秘的な力の源泉であるとか、いろんな話がありますが、本当はどのようなものなのでしょうか。

 

チャクラについて書かれた本として信頼性の高いものを2冊挙げるとすれば、「チャクラ」(リードビーター著)と、「魂の科学」(ヨーゲシヴァラナンダ著)だと思います。


 まずチャクラの形状についてですが、もともと有形ではないので、目で見えるものではありません。目を閉じて、肉体の内側に感得できるものです。目を閉じているのに、強烈な輝きを観ることになりますので、まるで目で見ているかのような気になりますが、実際には目を閉じていないと観えません。

 形ですが、平面的な丸い光ではなく、質量を伴って振動する球体として観えます。サハスラーラ・チャクラなどですと、それが太陽の光のような強烈な輝きを伴って回転しつつ振動しているわけですから、最初はかなり驚きます。

 ですから、ぼんやりと見えるとか、輝きが弱いとか、平面的に見えたら、それは錯覚か思い込みだと思っていいでしょう。