新宮殿造営物語

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平成最後となる今年の一般参賀には、

初めて、という方も多く行かれるのではないでしょうか。
 

さて、その一般参賀は皇居の長和殿で行われています。

昭和20年の空襲で焼かれた後、工事をして新しくなったので

新宮殿と呼ばれています。

この新宮殿完成が目前になった頃、参観に訪れた小林秀雄は

「あらゆる要素が建築の姿をつくるために協力している。

最新の技術と最古の技術とが協力している」

「腕に自信のある人だけがあつまって、腕によりを掛けて作った

という静かな感銘を受けたな。

・・職人さんたちが、これほど存分に腕がふるえたことはなかったでしょう」

と語ったそうです。

昨年末まで放映された人気テレビドラマ「下町ロケット」でも、

ロケットエンジンなど最先端の日本の高度な技術は

下町の小さな町工場からも生まれている事が描かれていました。

この新宮殿こそは、まさに当時の日本の第一級の職人達が

最高の技術と英知で作り上げたものでした。

新宮殿造営の感動的な物語は

明成社刊『私の日本史教室 甦る歴史のいのち』(占部賢志著)

でも詳しく知ることができます。(彦星)