「海の日」を検索して、明成社HP内、海の日の由来を知っていますか
に辿りついた人、当日一日で実に5492人。これまでの最高記録を一気に更新しました。これほど関心が高いのも驚きです。

由来については、上記サイトでも紹介しているのですが、
占部賢志/著『私の日本史教室 甦る歴史のいのち』に、“灯台守 暗い波濤を照らす灯”という一編が収められていて、「海の日」に関わる灯台の話を知ることができます。


灯台は、慶応二年、諸外国との間で交わされた改税約書で設置が義務付けられ、明治二年に初点灯した横須賀市の観音埼灯台を皮切りに、全国津々浦々に灯台が設けられていきました。
平成18年時点で、日本にある灯台の数は3334基にのぼるそうです。

今は全ての灯台が無人化されているそうですが、かつてはその大半に職員が配備され、悲喜こもごもの生活が繰り広げられてきたのでした。

地名は「崎」なのに、灯台の名称は「埼」の字が用いられていたりしますが、「埼」は陸の果ての岬の果ての意味で、その突端立つのが灯台なので、生活はとても不便です。買い物もままならない辺鄙な地域では、各地の灯台を巡行する視察船が日用品を届けてくれるのが習わしであったそうです。

「明治丸」は、この灯台業務用の船舶で、明治九年、明治天皇の東北御巡幸の際、お召艦の栄に浴しました。

陸路青森まで巡幸された明治天皇は、この明治丸に乗船されて津軽海峡を渡り、函館に降りられ、ご視察を済まされたのち、再び明治丸で海路横浜へ向われ、7月20日、無事到着されました。そして平成8年、この日が、国民の祝日「海の日」と定められたのです。

四方を海に囲まれた日本。海事の重要性は変わることはありません。
今日の日本を築いた灯台守の心意気が偲ばれる一編。『私の日本史教室』には、そんな人々の悪戦苦闘、息遣いや心映えもが活き活きと描かれています。

/坂

AD

リブログ(1)

  • 海の記念日

    先日の海の日に、天皇皇后両陛下が日本丸を御視察されました。   両陛下、日本丸をご視察 「海の日」祝う船員らに拍手送られる 横浜港産経ニュース 2017.7.17 16:39更新 天皇、皇后両陛下は「海の日」の17日午前、横浜市を訪れ、横浜港で保存・展示されて…

    あらみたま

    2017-07-20 07:21:43

リブログ一覧を見る

コメント(2)