ピアニストになる為の道や経験、
単純にピアノの事などを
時系列関係なく 脈絡もなく、
思いたった時に更新する、
シリーズ『森本麻衣のピアニスト道』
ピアニスト道30
「ほとんどの人が間違ったやり方!
ゆっくり練習の極意とは」
ピアノを習っていて、
ゆっくり練習は必ず皆が通る練習方法。
まだ幼稚園の子供達でも、
巨匠ピアニストだって巨匠になっても
絶対にゆっくり練習をしています
ゆっくり練習の意義
大きくは2つ
①テクニック的な習得
速いパッセージなのに手が回らない為、
ゆっくりから練習を始める
②音楽的な確認
【耳と頭と手の使い方の確認】
速く弾くと見過ごし、聴きのがしてしまう部分(和音のバランス、全体のバランス、旋律の歌い方、パッセージの音の粒揃い、腕と手の脱力、移動の練習…など)の細かい確認
速くツラツラと弾くだけではできない事が出来、素晴らしい効果が沢山ありますね
ただ、、
ゆっくり練習をしているのに
いざ仕上げのテンポで演奏すると、
その効果が50%も生かされていない人が多い
はぁ残念
100%生かすには、
たった1つ気をつければ良いだけ
多くの人はゆっくり練習をして満足し、
二段階、三段階くらいテンポをあげて、
もう
仕上げのテンポで弾いています。
そこが NO
テンポ感は1ミリずつあげていくのです。
メトロノームを使う場合は
テンポ2 又は3くらい。耳で聴くとほぼテンポが変わってない位ずつ、あげていくのです。
コツはこれだけ
ゆっくり練習の時に目や耳や頭や手を、
仕上げのテンポで弾いた時にも同じ様に使えるようになるのが目的=本人も仕上げのテンポで弾く時にゆっくり弾いているかの感覚になる
というのが一番大切
辛抱強い練習にはなるけれど
急がば回れよね
という理由で、
メトロノームはメモリが数字で変えれる電子のものがおススメ
私はスマホにメトロノームアプリを入れていて、とっても使いやすいです
(私は広告無しが良いので加算して広告を外しましたが、無料版も全く使い心地は同じです)